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GMailでスパムメールになってしまう時にチェックしたいこと

2011年12月8日 2014年1月11日
gmail spam troubleshooting

独自ドメイン+自前のSMTPサーバー を利用してGMailへ送信した場合、よくスパムメール扱いされることがあります。
そんな時の対応について、ちょっとまとめてました。

ここで記載している事項を全て実行したからといって必ずしもGMailでスパムメール扱いされないとは限りませんので、あらかじめご了解ください。

GMailでスパムメールになってしまう時にチェックしたいこと

先にも記述したとおり、
独自ドメインで、自前のSMTPサーバー を利用してGMailへメールを送信した際、よくスパムメール扱いされることがあります。
その場合、以下の項目をチェック、対応してみるとスパムメール扱いされなくなることがあります。 ( 絶対ではありませんので、あらかじめご了解ください。 )

SPF への対応を行う

SPF への対応は、GMail側での受信チェックだけでよければ、DNSの設定だけでOKです。 評判のさくらのVPSでSMTP(Sendmail)を公開する時にやっておきたいことDNSの正引きの設定を行う。」でのSPF設定を参考に対応をしてみてください。
DNSの設定情報は、Sender Policy Framework (SPF) の仕組み を参照してください。
メールの受信側の対応は、sendmail で smf-spf を使ってSPF認証する を参照してください。

設定を終えたら、GMailのアドレスへメールを送信してみましょう。

Received-SPF: pass (google.com: domain of hoge@example.com designates 11.22.33.44 as permitted sender) client-ip=11.22.33.44;

上記のように、受信したメールのヘッダ情報に pass が出力されていればOKです。

DKIM への対応を行う

DKIM への対応は、SMTPサーバーの設定とDNSの設定が必要になります。sendmail で dkim-milter を使ってDomainKeys ,DKIM の対応する を参考にDKIM への対応を行ってみてください。

Authentication-Results: mx.google.com; spf=pass (google.com: domain of hoge@example.com designates 11.22.33.44 as permitted sender) smtp.mail=hoge@example.com; dkim=pass header.i=@example.com

DNSの設定、WHOISに誤りがないか確認する

WHOIS情報は、ドメインレジストラで設定できます。ドメインレジストラで確認し、もし、変な情報が設定されているなら、修正しましょう。
また、WHOIS情報のチェックは、今では、いろんなサイトでチェックできます。
ここでは、http://www.cybersyndrome.net/whois.html を紹介しておきます。

  1. http://www.cybersyndrome.net/whois.html (WHOIS) へアクセスします。
    WHOIS

    ここで、ドメイン名 を入力し 検索ボタンをクリックすれば、WHOIS情報が出力されます。


  2. WHOIS情報が出力結果を確認します。
    WHOIS Result1

    このようにWHOIS情報が出力されます。内容を確認し、空欄などになっていないか各項目を確認しましょう。
    全ての情報が設定されていて、メールアドレスなどが有効なアドレスになっていればOKです。


SMTPサーバーの逆引きができるようにする

レンタルサーバーの場合、独自ドメイン名を逆引きのホスト名に設定することはできないこともあります。 ( さくらのVPSではできます。 参照 : 評判のさくらのVPSでSMTP(Sendmail)を公開する時にやっておきたいことの「DNSの逆引きの設定を行う。」 )
ここでも逆引きができるは、必ずしも独自ドメインである必要もありません。単純にIPアドレスからホスト名が確認できれば良いので、nslookupで確認できればOKです。

$ nslookup
Default Server:  web.setup
Address:  xxx.xxx.xxx.xxx

> server 8.8.8.8
Default Server:  google-public-dns-a.google.com
Address:  8.8.8.8

> yyy.yyy.yyy.yyy
Server:  google-public-dns-a.google.com
Address:  8.8.8.8

Name:    wwwxxxxu.sakura.ne.jp
Address:  yyy.yyy.yyy.yyy

>

ここでは、問い合わせるDNSサーバーをGoogleが公開しているDNSサーバーにし、自SMTPサーバーのIPアドレス( ここでは、yyy.yyy.yyy.yyy としています ) を入力し Name 情報にちゃんとホスト名が出力されればOKです。

SMTPサーバーのIPアドレスがBlackListに登録されていないか確認する

BlackListのチェックは、今では、いろんなサイトでチェックできます。
ここでは、http://www.mxtoolbox.com/blacklists.aspx を紹介しておきます。

  1. http://www.mxtoolbox.com/blacklists.aspx (Blacklists Check) へアクセスします。
    Blacklist Check

    ここで、IPアドレス を入力し Blacklist CheckボタンをクリックすればIPアドレスがBlacklistに登録されていないか診断が始まります。


  2. 診断結果を確認します。
    Blacklist Check Result1

    このように診断結果が出力されます。STATUS OK なら大丈夫です。
    チェックされるのは、147のBlack Listについて診断されます。


SMTPサーバーがスパマーの踏み台になっていないか確認する

SMTPサーバーの設定が、正しくできているかチェックしておきます。
ここでは、単純なメール中継チェックをしてくれるページ ( Mail relay testing)を紹介しておきます。

  1. http://verify.abuse.net/relay.html (Mail relay testing) へアクセスします。
    Mail relay testing

    ここで、Address to test: メールサーバ名(ホスト名)を入力し test for relay ボタンをクリックすれば診断が始まります。


  2. 診断結果を確認します。
    Mail relay testing Result1

    このように診断結果が出力されます。全部で17項目のチェックが行われます。
    もし、診断結果に異常が検出された場合は、その項目で中断します。

    Mail relay testing Result2

    上記のように 17項目のチェックの後、All tests performed, no relays accepted. が出力されればOKです。


以上全てがクリアなら、あとは、受信者へスパム解除の作業をお願いするか、Googleさんへ問い合わせるしかない。

ほとんどの場合は、受信者にてスパム解除を行うことで、同じアドレスからも送信時には、スパム扱いされなくなります。
ただし、SMTPのサーバーを切り替えたり、同じドメインでも別のユーザ名からのメールに関しては、相変わらずスパム扱いされるかもしれません。

受信者にてメールフィルターを設定してもらうのも一つの手段です。あるいは、メールアドレスをアドレス帳に登録すれば、同じような効果を得ることができるでしょう。

Googleさんへ問い合わせは、
Gmail Help — Report a problem with a message
から行うことができます。ただし、英語のみです。


最後に紹介している受信者にスパム解除してもらう方法が、間違いが少ないのですが、 会社のメールアドレスなどで、お客さんがGoogle Appsなどを利用している場合には、スパム解除というのもちょっと難しい場合もあるでしょう。

そんな場合に、確認すべき項目がここの項目になるかと思います。

しかし、最後の最後は、Googleさんへの問い合わせしかない・・・のも、ちょっと・・・と思わなくもないですが。

この記事の作成するにあたり参考にした記事は、以下の記事です。
参考記事 : 一括送信ガイドライン
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このサイトでは、コンテンツの一部が非表示、あるいは、コメント、お問い合わせの投稿ができない検索ができないことがあります。


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