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ディスクの交換手順をまとめてみた(LVMパーティション&fdiskによるパーティション拡張編)

2015年1月19日 2015年6月5日
howto replace disk

ディスクの読み込み、書き込みの障害がボツボツと発生し始めると、一気に、読み書きできなくなるのが常だと思います。 一時的な回避策もハード障害の場合は、文字通り一時しのぎでしかありませんから、 遠からず、ハードディスク交換が必要になります。

今回は、備忘録も兼ねて ディスク交換した際の手順を簡単にまとめてみました。



 ディスク交換手順記事一覧 


 fdiskコマンド編 

LVMを使用したディスク追加手順は、ディスクの追加手順をまとめてみた(LVM編) です。

LVMを使用したディスク交換手順は、ディスクの交換手順をまとめてみた(LVMパーティション&fdiskによるパーティション拡張編) です。

通常ディスクを使用したディスク追加手順は、ディスクの追加手順をまとめてみた(通常ディスク編) です。

通常ディスクを使用したディスク交換手順は、ディスクの交換手順をまとめてみた(通常パーティション&fdiskによるパーティション拡張編) です。


 partedコマンド編 

パーティションテーブルを MBR(msdos)からGPTへ移行する手順は、2TiB超えパーティションのためのMBR(msdos)からGPTへの移行 です。

LVMを使用したディスク交換手順は、ディスクの交換手順をまとめてみた(LVMパーティション&partedによるパーティション拡張編) です。

通常ディスクを使用したディスク交換手順は、ディスクの交換手順をまとめてみた(通常パーティション&partedによるパーティション拡張編) です。

fdisk コマンドは、古くから利用されているコマンドで、2TiB以上の大きなパーティションを作成することはできません。 その場合は、parted コマンドを使用することになります。

ディスク交換

ここでは、20GBの元ディスクを40GBの交換用ディスクへ入れ替えてみます。

電源断状態で、追加ディスクを取り付ける

まずは、電源断します。

$ poweroff
...
poweroffコマンドは、shutdown -h now とほぼ同じ動作をします。 shutdownコマンドに慣れている方は、そちらでもOKです。

電源断したら、交換する新しいディスクを取り付けます。 ただし、古いディスクから新しいディスクへ中身をコピーするまで、古いディスクも装着したままとします。


レスキューモード(リカバリモード)で起動する

新しいディスクの取り付けを終えたら、電源投入ですが、ここでは、レスキューモード(リカバリモード)で起動します。

ディスクの入れ替え等々ストレージのメンテナンスは、通常のシステム状態で行うことはありません。 一般的に、シングル(ユーザ)モードやレスキューモード(リカバリモード)などで作業を行うことが求められます。
ここでは、万全を期すためにも レスキューモード ( Debian or Ubuntu では、リカバリーモード ) で作業を行うこととします。

CentOS ScientificLinux

CD/DVDドライブに インストールディスクを挿入し、システム再起動します。
CentOS 7 では、以下のような画面が表示されます。

インストール初期画面

Trouble Shooting を選択します。

インストール初期画面

Rescue a CentOS System を選択し、レスキューモードへ切り替えます。

レスキュー選択画面

上記のように環境設定を行うか確認メッセージが表示されます。
今回は、ディスクの変更だけですので、特別な環境設定は必要ありませんので、ここではSkipで良いでしょう。

レスキュー選択画面

上記のように レスキューモード のプロンプトが表示されますので、あとは、コマンドにてパーティションの変更を行います。

Debian Ubuntu

電源投入と同時に(GRUB2の場合)Shiftキーを押下します。
Ubuntu 14(LinuxMint) では、以下のような画面が表示されます。

BIOSによっては、Shiftキーに特別な意味があったり、起動のタイミングが短すぎる場合など、うまく GRUBのメニューが表示されないことがあります。 その場合は、GRUB 起動時のタイミングを少し伸ばしてやるとうまくいくでしょう。
# grub のデフォルト設定を変更します。
$ vi /etc/default/grub
...
# grubの非表示タイムアウトを10秒に変更します。
# GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=10
...
# grubの起動待ち時間が10秒であることを確認します。
# (デフォルト10秒になっているはずですが、10秒でない場合は 10 秒に変更しましょう。)
GRUB_TIMEOUT=10
...
変更したら、grub の設定を更新します。
$ update-grub
...
これで再起動した際に、BIOSの起動画面からOS起動までに10秒のタイムラグがありますから、(ほとんどは真っ暗な画面)そこで Shiftキーを押下すれば、GRUBのメニューが表示されるでしょう。
Grub画面

ディストリビューション名 — recoverry mode を選択します。

インストール初期画面

起動の後、上記のようにリカバリーメニューが表示されます。
root Drop to root shell prompt を選択し、リカバリーモードのシェルを起動します。

レスキュー選択画面

上記のように Give root password …(…): とパスワードを聞かれるので、root(管理者)のパスワードを入力します。

レスキュー選択画面

上記のように リカバリーモード のプロンプトが表示されますので、あとは、コマンドにて各作業を行います。

Debian or Ubuntu のリカバリモードで作業を行う場合、 リカバリモードのデフォルトでは、ファイルが読み取り専用となっていることに注意してください。 そのため、ファイルシステムの拡張などの実行時にエラーが発生する場合があります。
それらの作業を行う前に、読み書き可で再マウントしておきましょう。
# マウントを読み書き可でしなおす。
$ mount -o remount,rw /

(参考)レスキューモード(リカバリモード)とともによく利用されるのが、シングルユーザモードです。
シングルユーザモードへの切り替えは、以下のコマンドで実行することができます。 遠隔操作では不可で、端末から直接、テキストモードでログインし、以下のように入力すればシングルユーザモードに切り替わります。(参考まで)
# ランレベル 1 を指定し、シングルユーザモードへ切り替えます。
$ init 1; exit
: (rootパスワードを入力)

新しいディスクが認識できているか確認する

コマンドにて、新しく取り付けたディスクが認識できているか確認します。

# カーネルメッセージにディスク情報が出力されていることを確認します。
# 以下の例では、SATA に新旧ディスクがそれぞれ接続されている状態です。
$ dmesg|grep sd
[    1.645723] sd 2:0:0:0: [sda] 41943040 512-byte logical blocks: (21.4 GB/20.0 GiB)
...
[    1.647064] sd 3:0:0:0: [sdb] 83886080 512-byte logical blocks: (42.8 GB/40.0 GiB)
...

# ハードディスクのパーティションを確認します。
# 以下の例では、/dev/sda が旧ハードディスク、/dev/sdb が新ハードディスク となっています。
$ fdisk -l

Disk /dev/sda: 21.5 GB, 21474836480 bytes, 41943040 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk label type: dos
Disk identifier: 0x00017ffe

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux
/dev/sda2         2050048    41943039    19946496   8e  Linux LVM

Disk /dev/mapper/centos00-swap: 2147 MB, 2147483648 bytes, 4194304 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes


Disk /dev/mapper/centos00-root: 18.3 GB, 18253611008 bytes, 35651584 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes

上記の出力例では、/dev/sdb が新しく追加されたディスクとなります。
新しく交換するディスクが、まっさらのハードディスクであれば、/dev/sdb には、上記のようにパーティションがないはずです。


古いディスクをそのまま新しいディスクへコピーする

dd コマンドを使って、ディスクコピーします。

# ddコマンドでディスクコピーします。
# if : コピー元、 of : コピー先 です。間違えないようにします。
$ dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=256M
80+0 records in
80+0 records out
21474836480 bytes (21 GB) copied, 182.5555 s, 118 MB/s
dd コマンドは、パラメータに bs (1度にコピーするブロックサイズ) を指定しないと、かなり、時間がかかります。 ここでは、256M (256MB) を指定しています。

電源断状態で、古いディスクを取り外す

まずは、電源断します。

# ディスクコピーを終えたら、電源断します。
$ poweroff
...

電源断したら、古いディスクを取り外します。
また、先に接続した新しいディスクのSATA接続先を取り外した古いディスクのそれに差し替えます。

作業を終えたら、電源投入します。

# カーネルメッセージにディスク情報が出力されていることを確認します。
# 以下の例では、SATA に新ディスクのみが接続されている状態です。
$ dmesg|grep sd
[    1.645723] sd 2:0:0:0: [sda] 83886080 512-byte logical blocks: (42.8 GB/40.0 GiB)
...

# ハードディスクのパーティションを確認します。
# 以下の例では、/dev/sda が新ハードディスク となっています。
$ fdisk -l

Disk /dev/sda: 42.9 GB, 42949672960 bytes, 83886080 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk label type: dos
Disk identifier: 0x00017ffe

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux
/dev/sda2         2050048    41943039    19946496   8e  Linux LVM

Disk /dev/mapper/centos00-swap: 2147 MB, 2147483648 bytes, 4194304 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes

Disk /dev/mapper/centos00-root: 18.3 GB, 18253611008 bytes, 35651584 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes


# 最後に df コマンドで現在の各パーティションの容量を確認します。
$ df -H
Filesystem                 Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/centos00-root   18G  851M   17G   5% /
devtmpfs                   516M     0  516M   0% /dev
tmpfs                      522M     0  522M   0% /dev/shm
tmpfs                      522M  6.9M  515M   2% /run
tmpfs                      522M     0  522M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1                  1.1G   76M  871M   8% /boot

上記のように、ディスク容量の合計は、20GBのままとなっています。
ただ、実際のディスク容量は、40GB(厳密には42.9GB) なのは、上記の出力結果からわかります。


次は、ディスクの余っている分をルートディレクトリとして増量します。


ディスク容量を変更(増量)

先の手順にて、20GBのHDDを40GBの新HDDへ交換しました。
ただ、このままでは、20GB増量となった新HDDをフル活用できていないので、 余っている 20GB を既存のルートディレクトリの容量に追加増量してみます。

レスキューモード(リカバリモード)で起動する

一旦、現行パーティションを削除し、容量変更しますので、何かあった場合に、ディスク情報が読めなくなってしまうと大変です。
ここは、レスキューモード(リカバリモード)で変更します。

具体的な レスキューモード(リカバリモード)の起動方法は、 先の “レスキューモード(リカバリモード)で起動する” を参照してください。


fdisk を使って パーティションを拡張する

fdisk コマンドで、拡張するデバイスを指定します。

# fdisk コマンドでパーティションを変更します。
$ fdisk /dev/sda
...
Command (m for help): 

パーティションを拡張します。

# まずは、p で現状を確認しておきます。(デフォルトでは、開始、終了位置はセクター表示です。)
Command (m for help): preturn
...
Disk /dev/sda: 42.9 GB, 42949672960 bytes, 83886080 sectors
...
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux
/dev/sda2         2050048    41943039    19946496   8e  Linux LVM

# 拡張するパーティションを 一旦削除します。
Command (m for help): dreturn
# 削除するパーティション番号を指定します。ここでは、2 とます。
Partition number (1-2): 2return

# p で現状を再確認しておきます。
Command (m for help): preturn

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux

# 次に新しいパーティションを作成しなおします。
Command (m for help): nreturn
# 続けてパーティションの種類を指定します。ここでは、プライマリ 2 とます。
Partition type:
   p   primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
   e   extended
Select (default p): preturn
Partition number (2-4): 2return
# ここでパーティションのサイズを指定します。
# ここでは、領域をフル指定したいので、そのままデフォルトの値でOKのはずです。
# 細かい設定をしたい場合は、ここでサイズを細かく設定すると良いでしょう。+100M などで100MBを指定することができます。
First cylinder (1026048-83886079, default 1026048):return
Using default value 1026048
Last sector or +size or +sizeM or +sizeK (1026048-83886079, default 83886079):return
Partition 2 of Linux and size 39 GiB is set

ファイルシステムを LVMへ変更します。

# 先に作成したパーティションを確認しておきます。
Command (m for help): preturn

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux
/dev/sda2         2050048    83886079    40918016   83  Linux

# 作成したパーティションがLVMではないので、ファイルシステムの変更を行います。
Command (m for help): treturn

Partition number (1-4): 2return
Hex code (type L to list all codes): 8ereturn
Changed type of partition 'Linux' to 'Linux LVM'

# パーティションを再確認しておきます。
Command (m for help): preturn

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048     2050047     1024000   83  Linux
/dev/sda2         2050048    83886079    40918016   8e  Linux LVM

# 最後に変更したパーティション情報を書き込み、終了します。
Command (m for help): wreturn

最後に、変更したパーティションを反映するために システム再起動を実施します。 (次回もレスキューモード(リカバリーモード)で起動します。)

$ reboot

PV を拡張する

LVMを使っていますので、続けて PV, LV の拡張を行います。
レスキューモード(リカバリーモード)で、PVのサイズを変更します。

LVMでは、
PV(Physical Volume) 物理ボリューム と LV (Logical Volume) 論理ボリューム という2つのボリュームを持ちます。
LVMは、物理的に複数のボリュームを1つの論理ボリュームとして扱うことができます。
つまり、ここでいう 複数のPV を 1つのLV に割り当てることができるということです。
# まず、現状のPVについて確認しておきます。
$ pvdisplay
  --- Physical volume ---
  PV Name               /dev/sda2
  VG Name               centos00
  PV Size               19.02 GiB / not usable 3.00 MiB
  Allocatable           yes (but full)
  PE Size               4.00 MiB
  Total PE              4869
  Free PE               0
  Allocated PE          4869
  PV UUID               xe2XmG-0B9i-fGjg-8hq1-qm1S-4Z2w-7eaAp4

# PVをリサイズします。
$ pvresize /dev/sda2
  Physical volume "/dev/sda2" changed
  1 physical volume(s) resized / 0 physical volume(s) not resized

# 拡張されたか、PVについて再確認します。
$ pvdisplay
  --- Physical volume ---
  PV Name               /dev/sda2
  VG Name               centos00
  PV Size               39.02 GiB / not usable 2.00 MiB
  Allocatable           yes
  PE Size               4.00 MiB
  Total PE              10114
  Free PE               5120
  Allocated PE          4869
  PV UUID               xe2XmG-0B9i-fGjg-8hq1-qm1S-4Z2w-7eaAp4

LV を拡張する

続けて、論理的なボリューム LV を変更します。

# 現在のLVを確認しておきます。
$ lvscan
  ACTIVE            '/dev/centos00/root' [17.00 GiB] inherit
  ACTIVE            '/dev/centos00/swap' [2.00 GiB] inherit

# LVの容量を変更します。ここでは、余った容量を含めて利用可能な領域の最大を指定(+100%FREE)しています。
#   サイズを指定して拡張したい場合、-L 39G  のように指定します。
$ lvextend -l +100%FREE /dev/centos00/root
  Extending logical volume root to 37.02 GiB
  Logical volume root successfully resized

# 現在のLVを確認しておきます。
$ lvscan
  ACTIVE            '/dev/centos00/root' [37.02 GiB] inherit
  ACTIVE            '/dev/centos00/swap' [2.00 GiB] inherit

ファイルシステム を拡張する

レスキューモード(リカバリーモード)で、ファイルシステムのサイズを変更します。

ファイルシステムのチェックを行います。

$ e2fsck -f /dev/centos00/root
e2fsck 1.42.9 (28-Dec-2013)
...
もし、チェックで異常などが検出された場合は、以下のように出力されるかもしれません。
$ e2fsck -f /dev/centos00/root
e2fsck 1.42.9 (28-Dec-2013)
...
Free blocks count wrong (4000963, counted=4000911)
Fix<y>? yesreturn
Free blocks count wrong (1063899, counted=1063896)
Fix<y>? yesreturn

/dev/centos00/root: ***** FILE SYSTEM WAS MIDIFIED *****
/dev/centos00/root: 25640/1089536 files (0.2% non-contiguous), 351089/4352000 blocks
上記の例では、”修復しますか?” と聞かれますので、yesと入力し、ファイルシステムのチェックを完了してください。
異常の内容によってメッセージも異なりますで、確認の上、指示に従って作業を行ってください。
xfsの場合は、xfs_repair コマンドで、ファイルシステムのチェックおよび修復を行います。

ファイルシステム を 拡張します。

$ resize2fs /dev/centos00/root
...
xfsの場合は、xfs_growfs コマンドで、ファイルシステムの拡張を行います。

最後に、システム再起動します。
(CD/DVDドライブの インストールディスクなどを装着している場合は、それらを取り出した上で再起動します。)

$ reboot

最後に容量を確認

システム再起動後、正しくディスクの交換および容量変更ができたか確認してみましょう。

# df コマンドでファイルシステム毎の容量をチェックします。
$ df -H
Filesystem                  Size  Used Avail  Use% Mounted on
/dev/mapper/centos00-root    39G  925M   37G    3% /
devtmpfs                    516M     0  516M    0% /dev
tmpfs                       522M     0  522M    0% /dev/shm
tmpfs                       522M  6.9M  515M    2% /run
tmpfs                       522M     0  522M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1                   1.1G   76M  871M    8% /boot

# free コマンドでスワップの容量をチェックします。
$ free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1018256     184348     833908       6672       7564      67120
-/+ buffers/cache:     109664     908592
Swap:      2097148          0    2097148

ルートディレクトリ( /dev/mapper/centos00-root ) の容量がアップし、
スワップ領域( Swap total )が LVのスワップ領域のサイズと同じであればOKです。


(おまけ)ディスクシステムを確認する方法

ディスクシステムを確認する方法について、ちょっとだけ解説しておきます。
確実にディスクシステムを確認するには、/etc/fstab をダンプするのが、一番、間違いないかと思います。

$ cat /etc/fstab

#
# /etc/fstab
# Created by anaconda on Thu Jan  8 05:31:47 2015
#
# Accessible filesystems, by reference, are maintained under '/dev/disk'
# See man pages fstab(5), findfs(8), mount(8) and/or blkid(8) for more info
#
/dev/mapper/centos-root /                       xfs     defaults        1 1
UUID=b4868c6b-a478-46b5-8262-c5f418c1c132 /boot                   xfs     defaults        1 2
/dev/mapper/centos-swap swap                    swap    defaults        0 0

/etc/fstab は、あくまで ディスクなどをどのようにファイルシステムにマウントするかを記述するためのファイルですから、 マウントしないものは、記述されていません。

マウントしていないファイルシステムを確認するのは、parted コマンドを使うと確認することができます。

$ parted -l
モデル: ATA VBOX HARDDISK (scsi)
ディスク /dev/sda: 42.9GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: msdos
ディスクフラグ:

番号  開始    終了    サイズ  タイプ   ファイルシステム  フラグ
 1    1049kB  525MB   524MB   primary  xfs               boot
 2    525MB   42.9GB  42.4GB  primary                    lvm


モデル: Linux device-mapper (linear) (dm)
ディスク /dev/mapper/centos-root: 40.3GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ:

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
 1    0.00B  40.3GB  40.3GB  xfs


モデル: Linux device-mapper (linear) (dm)
ディスク /dev/mapper/centos-swap: 2147MB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ:

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
 1    0.00B  2147MB  2147MB  linux-swap(v1)

ここでは、あえて、サイズ拡張(変更)にて対応してみました。
ここまでやってしまうとLVMのメリットは何だったのか?と思わなくもないですね。

本来、LVMを利用しているのであれば、レスキューモードなど必要なく、オンライン状態で、パーティションを追加し、PV追加し、LVへ追加すれば良いです。
そのまた、実際に電源断やシステムリブートなどで、サーバーが停止する時間は、ディスク交換およびディスクコピーを行う時間だけになるはずです。

それ以外にも物理的に異なるディスクをあたかも1つのディスクのように扱うことができるわけですから、 ディスク容量が不足した場合、今まで、ディスクを丸ごと切り替えるか、ln コマンドなどで、一部のディレクトリを追い出すなどの手段で問題回避してきたのが、 LVMでは、簡単に増設できます。 さらに、あたかも、物理的なディスク容量がふえたかのように振る舞ってくれる点は、サーバーの管理者にとっては、非常にうれしいことだと思います。

ただ、個人ユーザの場合、特にそれだけのディスクの増設や入れ替えを行うことがあるとは思えない方には、それほどのメリットはないかもしれませんね。
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