レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント
レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント - レンタルサーバー・自宅サーバーの設定・構築情報を公開しています。

お名前.com クラウドがリリースされたので UnixBenchをチェックしてみた。

お名前.com クラウド

ドメインレジストラで有名な お名前.comお名前.com から、 お名前.com クラウド がリリースされました。
ご想像のとおり、これは、さくらのクラウド のガチ対抗サーバーのようです。

リリースされたので、早速、 UnixBench および iops を採取したので、さくらのクラウド および ConoHa VPS さくらのVPS さくらのVPS お名前.com VPS(KVM) お名前.com VPS(KVM) とも比較してみました。

まずは、CPUの情報、cpuinfo の出力結果について確認しておきましょう。
なお、ここで使用した お名前.com クラウド の CPU:1vCORE, メモリ:1GB のプランを利用しました。 (さくらのクラウドでも同様プランがある)

# 2014年11月 お名前.com クラウド 1vCORE/1GB プランの cpuifo

$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 44
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU           E5620  @ 2.40GHz
stepping        : 2
cpu MHz         : 2400.186
cache size      : 4096 KB
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 11
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon unfair_spinlock pni pclmulqdq ssse3 cx16 pcid sse4_1 sse4_2 x2apic popcnt aes hypervisor lahf_lm
bogomips        : 4800.37
clflush size    : 64
cache_alignment : 64
address sizes   : 40 bits physical, 48 bits virtual
power management:
...
(同じものが出力される)
CPUは、1vCORE(1仮想コア) となっているプランですが、OS上では、2つの仮想コアが見えます。
これは、お名前.com クラウド が、最低コア数を 0.5vCORE(0.5仮想コア) としているためだと思います。 この0.5vCORE(0.5仮想コア) が、OS上で見える 1 コア のようです。

# 2013年11月 さくらのクラウド(北海道[石狩]) 1vCORE/1GB プランの cpuifo

$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 45
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2640 0 @ 2.50GHz
stepping        : 7
cpu MHz         : 2499.998
cache size      : 4096 KB
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 13
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon unfair_spinlock pni pclmulqdq ssse3 cx16 pcid sse4_1 sse4_2 x2apic popcnt tsc_deadline_timer aes xsave avx hypervisor lahf_lm xsaveopt
bogomips        : 4999.99
clflush size    : 64
cache_alignment : 64
address sizes   : 46 bits physical, 48 bits virtual
power management:
さくらのクラウドでは、1vCORE(1仮想コア) は、OS上でも同じように 1 コア で表示されます。
また、さくらのクラウドは、それなりに歴史があるので、古いCPU、新しいCPUが混ざっていて、事実、上記以上のCPUも存在します。

ここでは、さくらのクラウドが良さそうですが、さすがに 1コアと2コアの差がありそうですね。 そこでは、ここでは、ConoHa VPS と さくらのVPSのUnixBenchを比較してみた。ついでにIOPSも。 で比較した ConoHa VPS と さくらのVPS のデータを比較対象としました。 (さくらのクラウドのデータも参考までに載せておきます。)

では、早速、計測結果を簡単に解説してみます。ここでの計測結果は、すべて CentOS 6 で計測しています。

お名前.com クラウド でUnixBenchを計測

UnixBenchとは、
Linuxパソコンの処理性能を測定するためのソフトウエアのことで、 CPUの演算性能、アプリケーション実行時の処理性能、2次元や3次元のグラフィックス処理性能を測定できるものです。 さらに、マルチコアプロセッサにも対応しているため、コア数の違いによるパフォーマンスを評価することもできます。

UnixBench が出力する数値は、処理時間とIndex値です。
処理時間は、文字通り各処理性能を測定する項目毎に実際にかかった処理時間が出力されます。
Index値は、「George」と呼ばれるUNIXシステム「SPARCstation 20-61」の処理性能を10としたときの倍率を表した数値が出力されます。 ( つまり、ざっくりと言うと SPARCstation 20-61 の何倍早いか?という感じでしょうか。)
現在のマシン性能は、かなり良くなっているので、100倍,1000倍という数値が普通に出ます。

主にUnixBench の値として用いられるのは、このIndex値の総合評価値である System Benchmarks Index Scoreの値が用いられています。

お名前.com クラウド にて 1vCPU & 1G メモリのサーバーを作成し、UnixBenchを計測してみました。

UnixBenchのインストールについて

  1. UnixBenchの最新ファイルをダウンロードする。
    $ wget http://byte-unixbench.googlecode.com/files/UnixBench5.1.3.tgz
    ...
    現在の最新バージョンが、5.1.3だったので、そのバージョンをダウンロードしてみました。
    最新バージョンは、 http://code.google.com/p/byte-unixbench/downloads/listで確認しましょう。

    適当なディレクトリで解凍しておきます。

    $ tar xfz UnixBench5.1.3.tgz
    ...

  2. GUI系の計測は不要なのでMakeFileを編集する。

    計測が不要なものは、コメントアウトしておきます。
    ここではGUI関係は不要なので、GRAPHIC_TESTS , GL_LIBS をそれぞれコメントアウトしておきます。

    $ cd UnixBench
    [UnixBench]$ vi Makefile
    ...
    
    SHELL = /bin/sh
    
    # GRAPHICS TESTS: Uncomment the definition of "GRAPHIC_TESTS" to enable
    # the building of the graphics benchmarks.  This will require the
    # X11 libraries on your system.
    #
    # Comment the line out to disable these tests.
    # GRAPHIC_TESTS = defined
    
    # Set "GL_LIBS" to the libraries needed to link a GL program.
    # GL_LIBS = -lGL -lXext -lX11
    ...

  3. UnixBenchをコンパイルする。

    UnixBenchをコンパイルするには、makeおよびgcc、perlが必要になります。
    加えて CentOS/ScientificLinux の場合、perl のTime/HiResもインストールする必要があります。
    前準備として以下のツールをインストールします。

    CentOS/ScientificLinux の場合
    $ yum -y install make gcc perl perl-Time-HiRes
    ...
    Debian/Ubuntu の場合
    $ apt-get -y install make gcc perl
    ...

    準備を終えたら、続けてmakeを実行します。
    実行するディレクトリは、先にUnixBenchを解凍したディレクトリで実行します。

    [UnixBench]$ make
    ...

    ここでエラーがでない場合は、すぐにでも計測できます。
    以下のようにRunで実行です。

    [UnixBench]$ ./Run
    make all
    make[1]: Entering directory `/root/UnixBench'
    Checking distribution of files
    ./pgms  exists
    ./src  exists
    ./testdir  exists
    ./tmp  exists
    ./results  exists
    make[1]: Leaving directory `/root/UnixBench'
    
       #    #  #    #  #  #    #          #####   ######  #    #   ####   #    #
       #    #  ##   #  #   #  #           #    #  #       ##   #  #    #  #    #
       #    #  # #  #  #    ##            #####   #####   # #  #  #       ######
       #    #  #  # #  #    ##            #    #  #       #  # #  #       #    #
       #    #  #   ##  #   #  #           #    #  #       #   ##  #    #  #    #
        ####   #    #  #  #    #          #####   ######  #    #   ####   #    #
    
       Version 5.1.3                      Based on the Byte Magazine Unix Benchmark
    ...
    
    # ↑このように UNIX BENCH の文字絵が出力されればOKです。Ctrl+C で中断できます。
    Runは、概ね 1CPUあたり20分ぐらいでしょうか。単純に仮想CPU2あるので、倍の40分程度は掛かるものと思います。 また、負荷もかかるので、基本的には、実際に運用中のサーバーでの実施は避けた方が良いと思います。 でも、負荷が掛かっているときの情報が欲しい場合もあるでしょうから、計測する意図を考えて行うことが肝要かと思います。


UnixBenchの実施結果

以下の一覧表、およびグラフは、10回連続で実施し、System Benchmarks Index Score だけを抜粋したものです。
また、比較のために 以下のサーバーのUnixBenchについて一緒に掲載しています。

  • 今回の 最新の ConoHa VPS 1Gプラン[ConoHa VPS]
  • こちら で調べた さくらのVPS 1Gプラン[さくらのVPS]

詳細表示切替
UnixBench
回数
お名前.comクラウド #1CPU
お名前.comクラウド #2CPU
ConoHa VPS #1CPU
ConoHa VPS #2CPU
さくらのVPS #1CPU
さくらのVPS #2CPU
お名前.com VPS #1CPU
お名前.com VPS #2CPU
11110.31674.11501.92506.91068.62244.71488.92042.5
21107.01677.21506.52478.41077.62213.11509.82249.0
31122.41707.71513.02594.11070.72102.11486.42122.8
41128.51710.11508.02619.71068.22249.11511.92191.2
51133.91706.81506.62514.81068.72158.31508.22226.5
61131.71703.41503.12612.71066.62203.11526.52338.5
71141.11701.71516.42576.51066.52223.31516.62209.4
81135.61708.31480.82472.61069.22054.01531.12245.2
91144.91713.21493.32614.71060.02194.41524.02219.1
101149.11710.51508.72501.91070.02206.01525.32232.6
最小値1107.01674.11480.82472.61060.02054.01486.42042.5
最大値1149.11713.21516.42619.71077.62249.11531.12338.5
平均値1130.51701.31503.82549.21068.62184.81512.92207.7
中央値1132.81707.21506.52545.71068.72204.61514.22222.8


UnixBench
※実線 : CPU 1コア、点線 : CPU 2(or 3) コア での計測結果です。


やっぱり、ここでも ConoHa のUnixBechの数値は良いですね。
他のVPSが #2CPUのUnixBnechが乱高下しているのに対して、 お名前.com クラウドは、まだリリースしたばかりで、他の同居ユーザがいなかった?からかもしれませんが、かなり安定しています。
ちなみに、さくらのクラウドが同じスペック(1CPU,1Gメモリ)でのUnixBenchは、 1431.9 だったこと ( さくらのクラウドでUnixBenchとiops を計測した。ついでに、さくらのVPS SSDプランと比較してみました。 参照 ) からすれば、さくらのクラウド よりは、お名前.com クラウドの方が良さそう ではあります。

また、お名前.com VPSの #1CPUとConoHa VPSの#1CPUが、ほぼ同じなのも興味深いです。この値から、#2CPUは、他の同居ユーザによって、かなりぶれるのかなぁという感じもしますね。
もちろん、当たったサーバーにかなり依存してしまうというが大きいと思います。


お名前.com クラウドでディスクパフォーマンスを計測

お名前.com クラウド にて 1vCPU & 1G メモリのサーバーを作成し、IOPS、レイテンシ(ディスクパフォーマンス)を計測してみました。

iops とは、
Input/Output Per Second の略で、簡単に言うと時間あたりの読み書き量を表す単位のことです。
ハードディスクなどの記憶装置の性能指標の一つで、ある条件の元で1秒間に読み込み・書き込みできる回数のことです。
1回の読み書きにかかる時間の逆数で、ハードディスクの場合はシークタイムと回転待ち時間、データ転送時間の和の逆数となります。 実際には、読み込み(リード)か書き込み(ライト)か、シーケンシャルアクセスかランダムアクセスか、 転送するデータの量がどれくらいかによって1回の動作に要する時間が異なるため、「4KBランダムライトIOPS」(4KBのデータをランダムに書き込んだ時のIOPS)のように計測条件を明示することが多いです。
(出典 : http://e-words.jp/w/IOPS.html)
レイテンシとは、
latencyのことで、直訳すると「遅延」という意味になります。
データ転送において、データを要求してから実際に送られてくるまでの待ち時間のことです。この時間が短いほどシステム全体の処理性能は高くなります。
(出典 : http://e-words.jp/w/E383ACE382A4E38386E383B3E382B7.html)

fioのインストールについて

  1. fioコマンドの最新ファイルをダウンロードする。
    $ wget http://freecode.com/urls/3aa21b8c106cab742bf1f20d60629e3f  -O fio.tar.gz
    ...
    現在の最新バージョンが、2.1.10 だったので、そのバージョンをダウンロードしてみました。
    最新バージョンは、 http://freecode.com/projects/fio/で確認しましょう。

    適当なディレクトリで解凍しておきます。

    $ tar xfz fio.tar.gz
    ...

  2. fioをコンパイルする。

    fioをコンパイルするには、makeおよびgcc、libaioが必要になります。
    前準備として以下のツールをインストールします。

    CentOS/ScientificLinux の場合

    $ yum -y install make gcc libaio-devel
    ...

    Debian/Ubuntu の場合

    $ apt-get -y install make gcc perl libaio-dev
    ...

    準備を終えたら、続けてmakeを実行します。
    実行するディレクトリは、先にfioを解凍したディレクトリで実行します。

    $ cd fio-2.1.10
    [fio-2.1.10]$ make
    ...

    ここでエラーがでない場合は、インストールします。

    [fio-2.1.10]$ make install
    install -m 755 -d /usr/local/bin
    ...

    fioコマンドが使えるか確認します。

    [fio-2.1.10]$ fio --version
    fio-2.1.10


fioのパラメータについて

fioのパラメータは、読み込み、書き込み それぞれ さくらインターネットで使用されているパラメータと同じものを使用(詳細は、以下参照)します。

以下は、さくらインターネットで計測された際の fioコマンドのパラメータ設定ファイルになります。

  • 書き込みパフォーマンスを確認したfioパラメータ設定ファイル

    ファイル名:randwrite.fio

    [global]
    ioengine=libaio
    direct=1
    invalidate=1
    group_reporting
    directory=/home
    filename=test.bin
    runtime=60
    
    [Rand-Write-4k-qd32]
    readwrite=randwrite
    size=4G
    bs=4k
    iodepth=32
    numjobs=1

  • 読み込みパフォーマンスを確認したfioパラメータ設定ファイル

    ファイル名:randread.fio

    [global]
    ioengine=libaio
    direct=1
    invalidate=1
    group_reporting
    directory=/home
    filename=test.bin
    runtime=60
    
    [Rand-Read-4k-qd32]
    readwrite=randread
    size=4G
    bs=4k
    iodepth=32
    numjobs=1

[ fioパラメータの意味 ]

ioengine
jobで使用するIOを定義します。
  • libaio : Linuxネイティブの非同期I/O
direct
true(or 1) を指定した場合、I/Oバッファは使用しません。(usually O_DIRECT)。デフォルト:false( or 0)。
invalidate
ファイルへの読み書きを始める際にバッファ・キャッシュを無効にします。デフォルト:true( or 1)。
group_reporting
これが設定された場合、numjobsが指定されている時に、ジョブごとの代わりにグループ単位のレポートを出力します。
directory
これが設定された場合、numjobsが指定されている時に、ジョブごとの代わりにグループ単位のレポートを出力します。
filename
fioで使用する ファイル名を指定します。通常、ジョブ名、スレッド番号、ファイル番号に基づいたファイル名になります。このファイル名でテスト用のファイルが作成されます。
runtime
指定した秒数後に処理を終了します。
readwrite
読み書きのパターンを以下のタイプで指定します。
  • read : Sequential reads.
  • write : Sequential writes.
  • randread : Random reads.
  • randwrite : Random writes.
  • rw : Mixed sequential reads and writes.
  • randrw : Mixed random reads and writes.
size
このジョブの読み書きの総サイズを指定します。
blocksize(or bs)
I/Oユニットのブロックサイズを指定します。デフォルト 4Kです。
iodepth
ファイルに対して非同期で同時に要求するI/Oユニット数を指定します。
numjobs
このジョブのクローンの数を指定します。デフォルト 1です。
上記のfio パラメータファイルは、fioコマンドで、以下のように指定することができます。
$ fio randread.fio 
Rand-Read-4k-qd32: (g=0): rw=randread, bs=4K-4K/4K-4K/4K-4K, ioengine=libaio, iodepth=32
fio-2.0.13
..

fioの実施結果

以下の一覧表、およびグラフは、10回連続で実施し、IOPS、レイテンシ だけをそれぞれ抜粋したものです。


詳細表示切替
IOPS
回数
お名前.comクラウド (Read)
ConoHa (Read)
さくら(Read)
お名前.com VPS(Read)
お名前.comクラウド (Write)
ConoHa (Write)
さくら(Write)
お名前.com VPS (Write)
126662115163122190501762265817822752
2234642728333729731999292132973553
3229072700338429722027288933163576
4229912879320430342025276632813320
5229962898336930062031281833233576
6226722524329429902031293833033476
7228072637334729812051283633023532
8226976913326129612047284133293530
9226602286319629902043264816123414
10224932684325930292044280332593451
最小値224932286312229611762264816122752
最大値26662115163384190502051293833293576
平均値232353976327745992006281229803418
中央値228572714327829902031282733003503


IOPS


詳細表示切替
レイテンシ(ms)
回数
お名前.com(C) (Read)
ConoHa (Read)
さくら(Read)
お名前.com(V) (Read)
お名前.com(C) (Write)
ConoHa (Write)
さくら(Write)
お名前.com(V) (Write)
11.22.810.21.718.112.018.011.6
21.411.79.610.816.011.09.79.0
31.411.89.510.815.811.19.68.9
41.411.110.010.515.811.69.79.6
51.411.09.510.615.811.39.68.9
61.412.79.710.715.710.99.79.2
71.412.19.610.715.611.39.79.1
81.44.69.810.815.611.39.69.1
91.414.010.010.715.712.119.89.4
101.411.99.810.615.611.49.89.3
最小値1.22.89.51.715.610.99.68.9
最大値1.414.010.210.818.112.119.811.6
平均値1.410.49.89.816.011.411.59.4
中央値1.411.89.810.715.711.39.79.1


レイテンシ(ms)


VPSの各値が、かなりばらついているのに対して、お名前.com クラウドは、かなり安定していますね。 やっぱり、他の同居ユーザがいないか、まだ、本格的に利用していないのでしょうね。

また、お名前.com クラウドは、無負荷?状態というのもあると思いますが、かなり読み込みのパフォーマンスは良さそうです。 しかし、書き込みについては、各VPSにも劣る?かなぁという感じです。
ちなみに さくらのクラウドでは、以下のような値でした。( さくらのクラウドでUnixBenchとiops を計測した。ついでに、さくらのVPS SSDプランと比較してみました。 参照 )

IOPS(R) : 6,000
IOPS(W) : 1,497
レイテンシ(R) : 4 (ms) 
レイテンシ(W) : 1 (ms) 

この値からすると、読み込みは、お名前.com クラウドの方がかなり良いですが、書き込みについては、そうでもないようです。

全体的なディスクパフォーマンスは、僅差ながら、さくらのVPSが良いようです。 また、ばらつき具合も概ね落ち着いています。


お名前.com クラウドのパフォーマンス総括

最後に、お名前.com クラウド 1vCPU & 1G メモリ のパフォーマンスを、各VPS と簡単に比較してみました。

項目 お名前.comクラウド 1G ConoHa VPS 1G さくらのVPS 1G お名前.com VPS 1G
UnixBench 1コア 1,133 1,507 1,069 1,514
2コア 1,707 2,546 2,205 2,223
IOPS ランダムリード 22,857 2,714 3,278 2,990
ランダムライト 2,031 2,827 3,300 3,503
レイテンシ ランダムリード 1.4 11.8 9.8 10.7
ランダムライト 15.7 11.3 9.7 9.1


ここまで、個々に比較してきました。
そもそも、用途が異なるので、やっぱり、個々のサーバーのパフォーマンスは VPSの方が上なのは間違いありません。

クラウドは、やっぱり自動化なんだと思います。
複数のサーバーでネットワークを構成し、負荷に応じてサーバーを随時増やしたり、減らしたりすることができるのが魅力であって、 単体のサーバーとして用いることは、あまり、意味があるとは思えません。

それなら、VPSで十分です。

さらに、2,3台のサーバーで良いなら、さくらのVPS、ConoHa VPSは、無料でLAN接続が可能な点を考えても、VPSがかなりお得感はあるでしょう。

ただ、その自動化には、今(2014.11)のお名前.com クラウドは、まだまだ、対応できていないようです。 残念ながら、さくらのクラウドのようにAPIが、まだ、用意されていないようです。
オートスケールアウトなどは、まだまだという感じでしょうか。

価格面からすれば、お名前.com クラウドは、さくらのクラウドより割安な設定になっています。 しかし、上記にような機能面からすれば、さくらのクラウドが、若干、割高でも優位性はあると思います。

まあ、リリースされたばかりですから、今後に期待というところではないでしょうか。


2014.11.17にリリースされたばかりの お名前.comクラウドを、早速、使ってみました。 リリースされたばかりというのもあって、他のVPSやクラウドと比較するには、あまりにスカスカな感じは否めないというところでしょうか。
しかし、価格・サーバースペックからすれば、さくらのクラウドと良い勝負だと思います。 後発であることから、サーバーのスペック的には、さくらのクラウドより良さそうなのは想像できます。 ただ、やっぱりAPIが、これから、どれだけ提供されていくか、オートスケーリングなどのサービスが提供されるのか、などが、ポイントになってくるでしょうね。

また、今回は、比較のために、久しぶりに お名前.com VPS(KVM) も使ってみました。
相変わらず、1Gプランは、かなりコストパフォーマンスが良いですね。
今回当たったサーバーは、普通のサーバーのようでしたが、これでも十分、さくらのVPSに勝っていますからね、やっぱり、なんだかんだ言ってもすごいと思いますね。

ここで紹介したVPSに興味のある方は、以下からどうぞ。

お名前.comクラウドの詳しい情報や試してみたい方は、https://www.onamae-cloud.com/ からどうぞ。

ConoHa VPSの詳しい情報や試してみたい方は、http://www.conoha.jp/ からどうぞ。

さくらのVPSの詳しい情報や試してみたい方は、http://vps.sakura.ad.jp/ からどうぞ。

お名前.com VPS(KVM)の詳しい情報や試してみたい方は、http://www.onamae-server.com/vps/ からどうぞ。

ご利用のブラウザは、広告ブロック(AdBlockなど) が適用となっていませんか?
このサイトでは、コンテンツの一部が非表示、あるいは、コメント、お問い合わせの投稿ができない検索ができないことがあります。


関連記事 :

ConoHa VPS と さくらのVPSのUnixBenchを比較してみた。ついでにIOPSも。

ConoHa VPS を久しぶりに扱う機会があったので、1年ぶりにUnixBench および iops で性能チェックを行ってみまし ...

評価の高い 新 ConoHa VPS と さくらのVPS の特徴とUnixBenchを含めたパフォーマンスを比較してみました。

さくらのVPSがプランが全面リニューアルしたのが、2014年12月でした。それに対して半年遅れ(2015年5月)でConoHaが全面 ...

さくらのVPSがプランを全面リニューアルしたので、新プランの特徴とUnixBenchをConoHa,旧プランと比較してみた。

さくらのVPSがプランを全面リニューアルしたので、今回のプラン構成、特徴をまとめてみました。 また、ConoHaの計測 に続き、久 ...

さくらのVPS の SSD 1Gプランが出たので、UnixBench と iops を計測してみました。ついでに、お名前.com VPS(KVM) 1Gプランとも比較してみました。

以前に、 遅ればせながら、さくらのVPS (旧プラン512) のUnixBench を実施して計測してみました さくらの ...

最新のさくらのVPS 1GプランでUnixBench, IOPS を計測し、2014年と2013年分と比較してみた

最新(2014年8月)にさくらのVPSの1Gプランを契約し、UnixBench、iopsを計測してみました。 CPUは、cpuin ...



コメントを投稿 :

お名前 *

メールアドレス *
( メールアドレスが公開されることはありません。)

サイトアドレス

コメント *

* 印の項目は、入力が必要な項目です。




最近投稿の記事

[ 画像提供元 : Amazon ] 先日、1TBのディスクの入れ替え時にバックアップをとろうとディスクコピーを行いました。 その際 ...

Windows で Linux ファイルシステム Ext4 のディスクをマウントするには? Ext3Fsd が、おそらく、最も簡単なツール ...

今回は、Windows で Compass を使ってみました。 Compass とは、 Sass(サス、Syntactica ...

今回は、Anti Adblock を使ってみました。 Anti Adblock とは、 そもそも Adblock という ウェブ ...

デスクトップ環境でない サーバーで、Webページのキャプチャー画像をコマンドで撮る には、wkhtmltoimage, CutyCapt ...


さくらのVPS 全プラン リニューアルです。(石狩(北海道)も選択可)


root権限ありで ¥685 / 月 ~ と非常にリーズナブルな CPU 1(core)の 512 プランから、 最高 CPU 10(core), メモリ 32(GB), SSD容量 800(GB) までとプランが充実。
ディスクは、SSDとHDDの選択が可能になった他、データセンターは人気の東京、石狩(北海道)となりました。

また、どのプランでも好きなOSが選べます
( CentOS, Fedora, Scientific Linux, FreeBSD, Ubutu, Debian )

管理人もおすすめのVPSです。
試用期間がありますから、一度、お試しを!!

詳しくは、http://vps.sakura.ad.jp/さくらのVPSのサイトへ へどうぞ!!

カテゴリ


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。
最近、スワップにも対応した Serverman@VPS は、かなりリーズナブルかもです。

  • メモリ1GB~2GBのEntryプラン :月額:490円
  • メモリ2MB~4GBのStandardプラン :月額:980円
  • メモリ4GB~8GBのProプラン :月額:1,980円

新規申し込みで1ヶ月間完全無料となるキャンペーンを実施中です。
Serverman@VPSの特徴は、安さとIPv6対応です。また、初期設定費0円もポイントです。

IPv6でちょっと遊んでみたい方には、おすすめかもしれませんね。最低利用期間もありませんから、気に入らないときは即解約もできます。

Serverman@VPSの詳細については、 http://dream.jp/vps/ Serverman@VPSのサイトへへどうぞ。



KVM採用 ConoHa VPSは、時間単位で借りれる便利なVPSです。


ConoHa VPS は、初期設定費0円最低利用期間無し時間単位で清算可能、 さらに、Web APIを使って自動化を図ることもできる便利なVPSです。

海外サーバー設置も可能で、ローカル接続にも対応と、かなり、機能豊富なサーバーです。

新規ユーザ登録で、クーポンもらえますから、まずは、お試しですね。

ConoHa VPSの詳細については、
http://www.conoha.jp/ へどうぞ。

KVM採用 お名前.com VPS(KVM) 2G プラン 初期設定費無料 キャンペーン 実施です。


メモリ2GBプラン CPU:3core、Disk:200GB
月額:1,153円から (初期設定:1,680円0円)

さくらのVPSがリニューアルされてもなんのその。
1GBメモリ / 2Core を ¥834 – の格安価格で提供中です!
間違いなくスペックからすると割安感ありです。
年間割引時の途中解約で返金がないのは、 ちょっと残念ですが、それでもこの割安感は魅力です。

まずは、お試しですね。

お名前.com VPS(KVM)の詳細については、
http://www.onamae-server.com/vps/ へどうぞ。(お試し期間が15日あります。)



  • ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークへ追加するはてな登録数
ページトップへ
Time : 0.3923 [s]