VMWareでいろんなアプリをインストールすると、ディスク不足に陥ることが良くあります。
そんな時は、仮想ディスクの増設を行う必要があります。
ここでは、CentOSで仮想ディスクの増設を行った時の記録を記述します。
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2010年7月17日 初版
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VMWareでいろんなアプリをインストールすると、ディスク不足に陥ることが良くあります。
そんな時は、仮想ディスクの増設を行う必要があります。
ここでは、CentOSで仮想ディスクの増設を行った時の記録を記述します。
2010年7月17日 初版
仮想ディスク増設には、vmware-vdiskmanagerというツールが必要です。
これは、VMware Workstation , VMware Server などに同梱されていて、VMWare Palyerには入っていません。
これが、ちょっと厄介なんですよね。
上記のいずれもVMWare Palyerと一緒にインストールできないんですよね。
とりあえず、筆者がやったことを記載しておきます。単純に、アンインストール、インストールを繰り返しただけですけどね。
ダウンロード : http://downloads.vmware.com/jp/d/info/datacenter_downloads/vmware_server/2_0
※無料ですが、ユーザ登録が必要です。
特に難しくないです。フリーメールのアドレスを使って登録しましょう。
VMware Playerをインストールしているなら、一旦アンインストールします。
VMware Serverをインストールします。
しかし、実際に、使うわけではないのでライセンスキーなどの入力は不要です。
インストールを終えたら、インストール先ディレクトリからvmware-vdiskmanagerという実行ファイルを取り出します。
※Windowsでデフォルトの状態でインストールしたのなら、C:\Program Files\VMware\VMware Serverの下にvmware-vdiskmanager.exeという名前であると思います。
他のDLLは、不要です。
一応、MSVCR80.DLLに依存していますが、VMwareを使っているようなPCなら、インストール済みでしょうから、問題ないと思います。
もし、不足しているDLLとしてMSVCR80.DLLが表示さえっるようなら、VC++2005のランタイムライブラリをセットアップしましょう。
取り出し終えたら、VMware Serverをアンインストールします。
VMware Playerを再インストールします。
ちょっと面倒ですが、取り出しておけば、後は、いつでも仮想ディスクの増設ができますから、楽ですね。
では、早速、仮想ディスクの増設をやってみます。筆者がやったことの記録です。
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先に取りだしたvmware-vdiskmanagerを使います。
上記の例では、20GBを追加したことになります。
以下は、実際の筆者のコマンドイメージです。
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ここまで終えたら、システムを再起動します。
先に割り当てたパーティション3を初期化します。
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先に割り当てたパーティション3をVolGroup00というボリュームグループに割り当てます。
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先に割り当てたボリュームグループのディスクサイズを変更します。
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上記イメージでは、サイズに10GBを追加しています。
追加割り当てしたいサイズをここで指定します。
ここで追加できるサイズは、以下のコマンドで確認できます。
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このように表示されれば、[PE Size] * [Free PE] の値が拡張できるサイズとなるので、最大で追加できる領域は、32MB * 121 = 3872MB となります。
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