前回の記事 TeraTermで 公開鍵認証(鍵交換)を使ってSSH 接続してみる のおまけ記事です。
今回は、FileZillaで 公開鍵認証を使ってSSH 接続してみます。
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前回の記事 TeraTermで 公開鍵認証(鍵交換)を使ってSSH 接続してみる のおまけ記事です。
今回は、FileZillaで 公開鍵認証を使ってSSH 接続してみます。
2013年1月22日 初版
公開鍵、秘密鍵は、TeraTermで 公開鍵認証(鍵交換)を使ってSSH 接続してみる のとおりTeraTermで作成し、sshサーバーへの公開鍵は、既に設定されているものとし、以降に簡単に解説します。
FileZillaの場合は、TeraTermと異なり、秘密鍵をログイン毎に区別しません。
SFTPでのアクセスで、一括して秘密鍵を管理します。
では、まず、そのSFTPでのアクセスで秘密鍵の登録を行います。
FileZillaを起動し、メニュー [ 編集 ] – [ 設定 ] をクリックします。
下記の設定画面が表示されたら、画面左のツリーからSFTPをクリックします。
鍵ファイルを追加…をクリックします。
ここで、TeraTermで作成したRSA秘密鍵ファイルを指定します。
TeraTermで作成したRSA秘密鍵は、そのままでは扱えないので変換する旨のメッセージが以下のように表示されます。はい(Y) をクリックし次へ進みます。
TeraTermで鍵作成時にパスフレーズを設定していた場合は、以下の画面で設定したパスフレーズを入力し、OKボタンをクリックします。
FileZillaで認識できるように変換したデータを保存するファイル名を指定します。ここでは、ディレクトリを変更して同じ名前(id_rsa.ppk)にしました。
これで秘密鍵の登録完了です。設定画面の左のOKボタンをクリックしてを終了します。
FileZillaを起動し、メニュー [ ファイル ] – [ サイトマネージャ ] をクリックします。
サイトマネージャ画面の左の新規サイトボタンをクリックし、サイト名を適当な名前を設定します。
この画面左には、それぞれ以下の項目を設定します。
ホスト : IPアドレスでも可。ここでは IPアドレスをそのまま設定しています。
ポート : 空欄(デフォルト22が使用されます)のままでOKです。意識的にポート番号を変更している場合は、そのポート番号を設定します。
プロトコル : SFTPを選択します。
ログオン種別 : 通常/パスワードを訪ねる/インタラクティブ いずれでも可。ここでは、インタラクティブを選択しています。
ユーザ名 : hoge
パスワード : 空欄のままでOKです。
アカウント : 空欄のままでOKです。
編集を終えたら、接続ボタンをクリックしてみましょう。
SFTPサーバに接続した場合は、ホストからサーバのなりすましを防ぐための以下のような「指紋」情報が受信されます。
OKをクリックし、接続します。(以降、確認が必要ないならチェックボックスをチェックしておきましょう)
接続できたら、以下のようにサーバーのディレクトリ情報が表示されます。
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