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U10

Ubuntu Server 10.04 LTS をインストールする

2012年1月28日 2014年1月10日
Ubuntu Server
Ubuntu Serverとは、
堅牢なサーバーとして定評のあるDebianをベースとし、高い信頼性とパフォーマンス、そして定期的なアップグレードを提供します。
( 出典 : http://www.ubuntulinux.jp/products/WhatIsubuntu/serveredition )

基本はDebianで、扱いやすさをUbuntuのDesktop版にあわせたようなものです。そのため、管理者権限が必要なコマンドは、すべてsudoが必要になります。

Ubuntu Serverの最新版DVDイメージ(iso)は、以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.ubuntu.com/download/server/download

2012.01現在では、以下のバージョンの 32bit / 64bit版がダウンロードできます。
  • Ubuntu 10.04 LTS – Long-term support
  • Ubuntu 11.10 – Latest version

Ubuntu のデスクトップは、WindowsにかわるOSとしてかなり注目されたものですが、さすがにWindows大国日本においては、それほど普及していません。 Windowsの資産が大きすぎる・・・というのもあるんでしょうが、日本の保守的な企業文化が主な原因でしょうね。

それはされおき、そのUbuntu のサーバー版があります。これも、もちろんベースは、デスクトップ版と同じDebianになります。 そのサーバー版もかなりバージョンを重ねて、安定度を増してきました。そもそもベースがDebianですから、それほど不安定ではないはずなんですけどね。

FedoraのようにRed Hatの開発バージョン的な位置づけとも違いますから。

10.04 LTS(Long Term Support)は、その名のとおり長期サポート対象のバージョン( 2010年4月29日 – 2015年4月 )になります。
( 次期LTSは、12.04 LTS 2012年4月26日 (リリース予定) )

ここでは、この Ubuntu Server 10.04 LTS をインストールしてみます。

Ubuntu Server をインストールする

  1. Ubuntu ServerのCD/DVDをセットし、システムの再起動を行います。
    Ubuntu 10.04 LTS は、671 MB なのでCD-Rに焼くことができます。
    VMWareではisoイメージファイルをCD/DVDディスクとしてセットすることができるので、CD-Rに焼く必要はありません。

    VMWareでisoイメージファイルでCD/DVDディスクとしてセットするには、メニューの [ デバイス ] – [ CD/DVD(IDE) ] で切り替えることができます。

    ISOファイルの場合は、ISOファイルを選択すればOKです。

    再起動すると以下のような画面が表示されます。

    最初の画面は、言語の指定です。ここでは、日本語を選択し、<Enter>を入力します。

    次にインストール種別の選択画面が表示されます。

    ここでは、単純にUbuntu サーバーをインストールしたいので、そのまま<Enter>を入力します。
    ( 他のインストール種別を選択したい場合は、カーソルで選択することができます。カーソルで選択後(文字が白くなります)、同様に<Enter>を入力します。 )


  2. キーボードモデルの選択をします。

    以下のキーボードモデル選択画面から、デフォルトの最上位のモデルを選択したまま<Enter>を入力します。

    このキーボードモデルは、それほど重要なものではありません。一般的には、SSHを使ってリモートでセッティングするので、キーボードが何であるかは、それほど重要ではありません。 ただ、キー配置だけは大事なので、次の画面で日本語キーボードの選択を行います。

    上記画面でJapanを選択し、<Enter>を入力します。


    上記画面で
    Macなら、Japan Macintosh
    Windowsなら、Japan あるいは、Japan OADG 109Aで間違いないでしょう。
    それぞれ選択し、<Enter>を入力します。

    キーボードの配列は、109型と109A型の違いは、~(チルダ、波ダッシュ)の刻印位置がどこに配置されているかで判断できます。
    「を」、「0」と同じキーに配置されている場合は、109型になります。
    「へ」、「^」と同じキーに配置されている場合は、109A型になります。

    105,106,109型の場合、Japanを選択した方が良いでしょう。
    あえて「かな入力」をしたい場合は、Japan Kanaの選択もありますが、多少の問題も含まれている?ようなので、「Rかな」でJapanを選択した方が無難でしょう。

    キーボードの選択を終えると、自動でネットワークのインストールへ進みます。


  3. ホスト名を指定します。

    ホスト名が決まっている場合は、ホスト名を手動で設定します。TABキーで<続ける>を選択し<Enter>を入力します。

    例)host.exmaple.com


  4. タイムゾーン(地域)を指定します。

    画面内にTokyo/Asiaが表記されていると思います。TABキーで<はい>を選択し<Enter>を入力します。

    あえて変更したい場合は、TABキーで<いいえ>を選択し<Enter>を入力します。


  5. インストールするディスク(パーティション)を指定します。

    特別なディスクやパーティションの設定を行いたい場合は、ここで詳細な設定を行います。
    初期状態の場合は、デフォルトのまま「ガイド – ディスク全体を使う」で問題ないと思います。
    <Enter>を入力して、次の画面へ進みましょう。


    次は、ディスクの選択です。
    この例では、VMWareのディスクのみなので、それを選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。


    次は、パーティションの設定です。
    デフォルトのままでOKなら、TABキーで<はい>を選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。

    パーティションの設定を変更したい場合は、<いいえ>を選択し、<Enter>を入力すると、パーティションのサイズ設定を行うことができます。

    自動的にディスク(パーティション)の初期化が始まります。


  6. ユーザを設定します。

    Ubuntuは、基本的に管理者ユーザとしてのrootは使いません。
    管理権限が必要なコマンドは、常にsudoを前につけて実行することで、常に意識して利用することになっています。

    そのため、インストール時に、Red Hat系はrootのパスワードを設定するところ、Ubuntuでは、ユーザ、パスワードを設定します。
    以下の画面で、ユーザ名を入力し、<Enter>を入力します。

    続けて、パスワードを入力し、<Enter>を入力します。

    再度、パスワードを入力し、<Enter>を入力します。

    ここで入力したユーザ名、パスワードを必ず控えておきましょう。
    ログインできなくなりますからね。

  7. ホームディレクトリの暗号化設定します。

    Ubuntuでは、PCの盗難などでディスク中身が参照できないように ホームディレクトリの暗号化ができます。

    暗号化したい場合は、TABキーで<はい>を選択します。
    一般的に暗号化する必要はないと思いますので、ここでは、TABキーで<いいえ>を選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。


  8. インストールするパッケージ選択し、インストールを開始します。

    まずは、外部アクセスする際にプロキシーサーバーを経由する必要がある場合は、プロキシーサーバーの設定をします。

    プロキシーサーバーを経由しない場合は、空欄のまま<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。

    次は、システムの自動アップデートを有効にするか否かを設定します。

    ここでは、システムアップデートは、手動で行いたいので、 自動的にアップデートしない を選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。

    次は、インストールするパッケージを選択します。

    ここでは、まっさらのシステムとしたいので、何も選択せずに、TABキーで<続ける>を選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。

    次は、ブートローダーのインストールします。

    ここでは、TABキーで<はい>を選択し、<Enter>を入力して、次の画面へ進みます。

    最後に、確認画面です。

    ここでは、TABキーで<続ける>を選択し、<Enter>を入力して、インストールを開始します。


  9. リブート完了、ログイン後、初期設定を行います。
    1. コンソールの日本語出力の文字化け対処

      まず、コンソールが日本語の出力ができないので、文字化けします。
      そのため、.bashrc の最後に以下のを追記します。

      $ vi .bashrc
      ..
      case $TERM in
      linux) LANG=C ;;
      *) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
      esac

      これで、コンソールには、英語で出力されます。

      SSHでログインした場合は、日本語の出力ができますから、コンソールのみとしていますが、あえて、すべて英語の出力としたい場合は、以下のように編集すればOKです。
      $ vi .bashrc
      ..
      LANG=C

      .bashrc を読み込みます。

      $ source .bashrc

      これでOKです。


    2. ネットワークの設定

      ネットワークの設定は、/etc/network/interfacesで設定します。
      デフォルトの設定は、以下のようになっていると思います。

      # This file describes the network interfaces available on your system
      # and how to activate them. For more information, see interfaces(5).
      
      # The loopback network interface
      auto lo
      iface lo inet loopback
      
      # The primary network interface
      auto eth0
      iface eth0 inet dhcp

      DHCPを利用する場合は、そのままでOKです。

      StaticなIPアドレスの設定をしたい場合は、以下のような設定をします。

      # This file describes the network interfaces available on your system
      # and how to activate them. For more information, see interfaces(5).
      
      # The loopback network interface
      auto lo
      iface lo inet loopback
      
      # The primary network interface
      auto eth0
      iface eth0 inet static
      address 192.168.1.33
      gateway 192.168.1.1
      netmask 255.255.255.0
      network 192.168.1.0
      broadcast 192.168.1.255

      上記の設定では、
      IPアドレス : 192.168.1.33
      ゲートウェイ : 192.168.1.1
      としています。

      編集の後、ネットワークをリスタートします。

      $ sudo /etc/init.d/networking restart

      これで完了です。
      pingコマンドで、外部ホストへアクセスできることを確認しておきましょう。

      $ ping www.yahoo.co.jp
      
      ping www.yahoo.co.jp
      PING www.g.yahoo.co.jp (124.83.187.140) 56(84) bytes of data.
      64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=1 ttl=48 time=25.1 ms
      64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=2 ttl=48 time=34.1 ms
      64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=3 ttl=48 time=29.5 ms
      64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=4 ttl=48 time=24.7 ms
      ^C
      --- www.g.yahoo.co.jp ping statistics ---
      4 packets transmitted, 4 received, 0% packet loss, time 3762ms
      rtt min/avg/max/mdev = 24.753/28.376/34.113/3.808 ms

Ubuntuは、メジャーなLinuxディストリビューションの一つです。

さくらのVPSさくらのVPSでもカスタムOSとしてインストールすることができます。

CentOS などのRed Hat系とUbuntuなどのDebian系の違いがあり、パッケージ管理の仕方が違いますのでインストール時の手順などの違いが多少あります。

次回から、各サーバーをインストールしてみます。
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