FreeBSDでmysqlをバージョンアップする

旧mysqlをアンインストールする

まずは、現在のデータベースをすべてバックアップしておきます。（もし、データベースが壊れた場合のためです。）
そのあとで、アンインストールを実施します。

1. mysqlサーバーを停止する
   

   $ /usr/local/etc/rc.d/mysql-server stop

   
   
2. データベースのバックアップを実施する
   

   $ cp -r /home/mysql /hoem/mysql-backup

   mysqlのホームディレクトリを丸ごとコピーしておきます。
   もしも、容量が不足している場合などは、別のディレクトリ、別のホスト、圧縮して保存するなどしましょう。
   

   
   
3. 旧mysqlをアンインストールする
   

   $ cd /usr/ports/databases/mysql50-client $ make deinstall ...

   ここでは、mysql5.0系クライアントを、まずアンインストールしています。
   

   
   

   $ cd /usr/ports/databases/mysql50-server $ make deinstall ...

   ここでは、mysql5.0系サーバーを、まずアンインストールしています。
   

   
   

新mysqlをアンインストールする

1. 新mysqlをインストールする
   

   $ cd /usr/ports/databases/mysql51-client $ make WITH_CHARSET=utf8 WITH_XCHARSET=all install clean ...

   ここでは、mysql5.1系クライアントを、まずインストールしています。
   

   
   

   $ cd /usr/ports/databases/mysql51-server $ make WITH_CHARSET=utf8 WITH_XCHARSET=all install clean ...

   ここでは、mysql5.1系サーバーを、インストールしています。
   

   
   
   ここのインストール時のパラメータは、FreeBSDでmysqlをインストールを参照してください。
   
   
2. mysqlサーバーを起動する
   

   $ /usr/local/etc/rc.d/mysql-server start

   
   
3. データベースをアップデートする
   

   $ mysqlcheck --check-upgrade --all-databases --auto-repair --user=root --password Enter password: ... BBBB OK CCCC OK AAAA error : Table upgrade required. Please do "REPAIR TABLE `AAAA`" or dump/reload to fix it! Repairing tables AAAA OK ...

   
   

   先のコマンドmysqlcheckでデータベース内のすべてのデータのアップデートを自動的に実施します。
   もし、UPDATEの処理が必要なテーブルがみつかったら、上記のように
   error : Table upgrade required. …… と表記されます。
   
   すべてのチェックを終えたら、自動的にアップデート作業が必要なものについては、アップデート作業を行います。
   
   最終的（処理結果は、Repairing tables以降に出力されます）には、すべてOKとなるはずです。