レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント
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F8

FreeBSDでapacheをインストール

2010年7月17日 2014年1月14日
apache freebsd

さて、今回は、apacheのインストール手順です。
これができれば、Wordpress,Joomla!などphp + mysqlの組み合わせのCMSは、ほとんどインストールできるようになります。

では、早速、インストールしてみましょう。

apacheのバージョンを選択する

まずは、バージョンを選択しなければなりません。 FeeBSD 8.0では、以下のapacheのバージョンがports対応しているようです。

  • apache1.3系

    portsディレクトリ

    • /usr/ports/www/apache13

      — apache1.3系本体

    • /usr/ports/www/apache13+ipv6

      — apache1.3系本体+ipv6対応

    • /usr/ports/www/apache13-modperl

      — apache1.3系本体+modperl対応

    • /usr/ports/www/apache13-modssl

      — apache1.3系本体+modssl対応

    • /usr/ports/www/apache13-modssl+ipv6

      — apache1.3系本体+modssl,ipv6対応

    • /usr/ports/www/apache13-ssl

      — apache1.3系本体+ssl対応


  • apache2.0系

    portsディレクトリ

    • /usr/ports/www/apache20

      — apache2.0系本体


  • apache2.2系

    portsディレクトリ

    • /usr/ports/www/apache22

      — apache2.2系本体

    • /usr/ports/www/apache22-peruser-mpm

      — apache2.2系 ユーザ毎


ここでは、apache2.2系の安定版である標準をインスールしてみましょう。 もし、どのバージョンが良いか迷ったら、apache2.2系で良いと思います。 apache1.3系は、セキュリティの面から対応されなくなりつつあります。

apacheをインストールする

先で決めたバージョンを、FreeBSDでは、おなじみのportsでインストールします。 ここでは、apache2.2系をインストールします。

  1. apache2.2系のportsディレクトリへ切り替える
    $ cd /usr/ports/www/apache22
    $ 

  2. apache2.2系をインストールする
    $ make BATCH=yes WITH_SUEXEC=yes SUEXEC_DOCROOT=/home WITHOUT_IPV6=yes install clean
          :
          :
          :
    $ 

    ここで指定すべきは、WITH_SUEXECぐらいです。suEXEC をサポートするかどうかです。 suEXEC とは、Apache ユーザは Web サーバを実行しているユーザ ID とは 異なるユーザ ID で CGI プログラムや SSI プログラムを実行することができる機能です。 あまり詳しくない方は、設定しなくても良いと思います。


    apacheのバージョンによっては、うまくコンパイルができないことがあります。 特に、新しい目(FreeBSDのバージョンで標準にリリースしているものでないもの)は、うまくいかないことがあります。 筆者も、例にもれず、多いに苦しみました。 まあ、これが技術力を磨いてくれるんですけどね。でも、苦しんでいる本人にとっては、「藁をもすがる」思いですよね。 筆者の場合は、Apacheの2.2系の最新へアップデートしようとして多いに苦しみました。

    /usr/local/build-1/libtool: not found

    こんなエラーが出力されて・・・。わけがわからん?

    いろいろ調べてみると、どうもaprが何やらアンマッチを起こしているらしく、aprをリメイクしてげるとうまくいきました。
    $ cd /usr/ports/lang/perl5.8
    $ make WITHOUT_USE_PERL=yes install clean
          :
          :
    $ cd /usr/ports/converters/libiconv
    $ make -DBATCH WITH_EXTRA_PATCHES=yes install clean
          :
          :
    
    $ cd /usr/ports/lang/python25
    $ make -DBATCH WITHOUT_IPV6=yes install clean
          :
          :
    $ cd /usr/ports/devel/apr
    $ make -DBATCH APR_UTIL_WITH_BERKELEY_DB=yes APR_UTIL_WITH_LDAP=yes install clean
          :
          :
    関連するperl5.8,libiconv,python25も同時にリメイクしてみました。 同じバージョンが入っていれば、リメイクの必要はありません。 やる前に、aprがどんなものが入っているかを確認した方が良いかもしれません。 筆者は、これでうまくいきました。 やる前は、
    $ pkg_which /usr/local/lib/libaprutil-1.so.3
    apr-devrandom-gdbm-db42-1.4.2.1.3.9_1
     
    $ pkg_delete apr-devrandom-gdbm-db42-1.4.2.1.3.9_1
    $ 
    と出力されていたので、まず、このパッケージを削除しました。
    $ pkg_which /usr/local/lib/libaprutil-1.so.3
    apr-devrandom-gdbm-db42-1.4.2.1.3.9_1
    以下のように変わりました。
    $ pkg_which /usr/local/lib/libaprutil-1.so.3
    apr-ipv6-gdbm-db42-1.3.8.1.3.9

  3. http.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)の基本設定を編集します。


    $ cp /usr/local/etc/apache22/httpd.conf /usr/local/etc/apache22/httpd.conf.org
    $ vi /usr/local/etc/apache22/httpd.conf
          :

    デフォルトのhttp.confをコピーして、バックアップしておきます。
    その後、編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、ドメイン名をaaa.comとして設定しています。


     : 
     : 
    # ウェブマスター(管理者)のメールアドレスを指定する
    ServerAdmin postmaster@aaa.com
     : 
     : 
    # ウェブサーバー名を指定する
    ServerName www.aaa.com:80
     : 
     : 
    # ウェブディレクトリのルートを指定する
    # "/home/www/public_html"は、事前に作成しておく
    DocumentRoot "/home/www/public_html"
     : 
     : 
    # ウェブディレクトリの設定を行う
    # "/home/www/public_html"は、事前に作成しておく
    <Directory "/home/www/public_html">
        #
        # Possible values for the Options directive are "None", "All",
        # or any combination of:
        #   Indexes Includes FollowSymLinks SymLinksifOwnerMatch ExecCGI MultiViews
        #
     : 
     : 
        Options Includes ExecCGI FollowSymLinks
    
     : 
     : 
        AllowOverride All
     : 
     : 
        #
        # Controls who can get stuff from this server.
        #
        Order allow,deny
        Allow from all
    
     : 
     : 
    </Directory>
    
    # ウェブディレクトリのデフォルトインデックスにphpも含めるように設定する
    <IfModule dir_module>
        DirectoryIndex index.html index.htm index.php index.cgi
    </IfModule>
     : 
     : 
    # エラーログファイルを設定する
    ErrorLog /var/log/httpd/aaa_com-error.log
     : 
     : 
    # アクセスログファイルの書き込み条件を設定する
    <IfModule log_config_module>
        SetEnvIf Request_URI "default\.ida" nolog
        SetEnvIf Request_URI "cmd\.exe" nolog
        SetEnvIf Request_URI "root\.exe" nolog
        SetEnvIf Request_URI "Admin\.dll" nolog
        SetEnvIf Request_URI "NULL\.IDA" nolog
        SetEnvIf Request_URI "\.(gif)|(jpg)|(png)|(ico)|(css)$" nolog
        CustomLog /var/log/httpd/aaa_com-access.log combined env=!nolog
    </IfModule>
     : 
     : 
    # 拡張子 phpのmimeを設定する
    <IfModule mime_module>
        AddType application/x-compress .Z
        AddType application/x-gzip .gz .tgz
        AddType application/x-httpd-php .php
    
        AddHandler cgi-script .cgi .pl
    </IfModule>
     : 
     : 
    # 言語設定ファイルを有効にする
    Include etc/apache22/extra/httpd-languages.conf
     : 
     : 
    # ユーザディレクトリ設定ファイルを有効にする
    Include etc/apache22/extra/httpd-userdir.conf
     : 
     : 
    # バーチャルホスト設定ファイルを有効にする
    # サブドメインやマルチドメインを使う場合は、以下のファイルを編集する
    Include etc/apache22/extra/httpd-vhosts.conf
     : 
     : 
    # デフォルト設定ファイルを有効にする
    Include etc/apache22/extra/httpd-default.conf
     : 
     : 
    # SSL設定ファイルを有効にする(SSLを使わない人は、コメントのままで可)
    Include etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf
     : 
     : 

    編集を終えたら、保存して終了です。


  4. http-languages.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)の言語設定を編集します。


    $ vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-languages.conf
          :

    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、日本語を最優先で使用するように設定しています。


     : 
    # AddLanguageを設定している先頭に追加する
    AddLanguage ja .ja
     : 
    # 日本語をLanguagePriority のパラメータの先頭へ移動する
    LanguagePriority ja  en ca ..... 
     : 

    編集を終えたら、保存して終了です。


  5. http-userdir.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)のユーザ設定を編集します。


    $ vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-userdir.conf
          :

    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、ユーザディレクトリでの.htaccessの許可とCGI,SSIを許可しています。


    <Directory "/home/*/public_html">
           :
        # .htaccess許可
        AllowOverride All
           :
           :
        # CGI,SSIを許可。ファイル一覧表示禁止
        Options Includes ExecCGI FollowSymLinks
           :
    </Directory>

    編集を終えたら、保存して終了です。


  6. http-vhosts.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)のバーチャルホスト設定を編集します。

    $ mv /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-vhosts.conf /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-vhosts.conf.org
    $ vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-vhosts.conf
          :

    デフォルトのhttpd-vhosts.confは、ファイル名を変更して保存しておきます。
    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、www.aaa.comのサイトと、デフォルトのサイトを設定しています。


    NameVirtualHost *:80
    
    <VirtualHost *:80>
        ServerName any
        DocumentRoot /tmp
    </VirtualHost>
    <VirtualHost *:80>
        ServerName www.aaa.com
        ServerAlias aaa.com
        ServerAdmin postmaster@aaa.com
        DocumentRoot /home/www/public_html
        SuexecUserGroup webact www
        ErrorLog /var/log/httpd/aaa_com-error.log
        CustomLog /var/log/httpd/aaa_com-access.log combined env=!nolog
    </VirtualHost>

    ここで注意すべきは、SuexecUserGroupです。 ここで指定したユーザ名、グループ名で、cgiやphpのスクリプト、実行ファイルは起動されるため、権限を与えすぎるとセキュリティ面が弱くなります。

    ここでは、 ユーザ名:webact グループ名:www と指定しています。

    十分、考慮の上、指定しましょう。

    先頭に指定されているVirtualHostが、デフォルトのサーバーとなります。
    例えば、変なURL(IPアドレスなど)でサイトへアクセスした場合、このデフォルトのサーバーとなります。
    DocumentRoot /tmp で設置しているHTMLファイルなどが表示されることに注意しなければなりません。

    この設定は、ちゃんとしておかないと、訪問者が意図したページじゃないサイトがアクセスされたりするので、スパムや怪しいサイトのように誤解されるかもしれませんから、ちゃんと、エラー表示するなり、アクセス方法は間違っていることを通知するのが良いと思います。
    編集を終えたら、保存して終了です。


  7. http-default.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)のデフォルト情報設定を編集します。


    $ vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-default.conf
          :

    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、Apacheの情報を消すように設定しています。


     : 
     : 
    # サーバーの情報を隠す
    ServerTokens Prod
     : 
     : 
    # Apacheのバージョン情報を隠す
    ServerSignature Off
     : 
     : 

    サーバーの情報を非公開にすることでアタック(不正アクセス)を回避したいのでしょうが、これが、どれほどの意味があるかは微妙なところです。
    やらないより、やっといた方が、まだましかなぁ。。。ぐらいです。残念ながら。

    アタック(不正アクセス)しようとする人は、ハッカーと呼ばれる非常にサーバーを含めたコンピュータに長けた人も多いです。 そういう人にとって、このウェブサーバーが何を使っているかぐらいは、すぐに引き出せるんじゃないかと・・・思うんですけどね。

    さっきも言いましたが、やらないより、やっといた方が、まだましかなぁ。。。ぐらいです。

    編集を終えたら、保存して終了です。


  8. mod_deflateを編集する

    mod_deflateは、ウェブサーバー(httpd)のデータ転送方法を規定できます。 データ転送方法と言っても、圧縮でデータを送信するかどうかです。 つまり、伝送データを圧縮して送れば、伝送速度がひ弱なADSLでもサーバーとして成り立つ訳です。 回線の弱い部分をサーバーのCPU速度で補うようなやり方ですね。

    合わせて、ページの賞味期限を設定するmod_expireを設定することもありますが、 最近では、あまり使われなくなっているみたいです。

    まあ、mod_expireもサーバーへの負荷を減らすための手法ではありますが、ここでは、特に説明しません。 興味のある方は、Googleで検索すれば、出てきます。


    $ vi /usr/local/etc/apache22/Includes/deflate.conf
          :

    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、各ブラウザ毎に圧縮の有効無効を設定しています。


    <Location />
      # Insert filter
      SetOutputFilter DEFLATE
    
      # Netscape 4.x has some problems...
      BrowserMatch ^Mozilla/4 gzip-only-text/html
    
      # Netscape 4.06-4.08 have some more problems
      BrowserMatch ^Mozilla/4\.0[678] no-gzip
    
      # MSIE masquerades as Netscape, but it is fine
      # BrowserMatch \bMSIE !no-gzip !gzip-only-text/html
    
      # NOTE: Due to a bug in mod_setenvif up to Apache 2.0.48
      # the above regex won't work. You can use the following
      # workaround to get the desired effect:
      BrowserMatch \bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html
    
      # Don't compress images
      SetEnvIfNoCase Request_URI \
          \.(?:gif|jpe?g|png|ico|z|taz|t?gz|t?bz2?|zip|lzh|sit|rar|pdf|mp3|ogg|wma|rm|wmv|mov|mpe?g)$ \
          no-gzip dont-vary
    
      # Make sure proxies don't deliver the wrong content
      Header append Vary User-Agent env=!dont-vary
    </Location>

    各パラメータの意味は、以下のとおりです。

    no-gzip : 圧縮なし
    gzip-only-text/html : HTMLのみ圧縮あり

    SetEnvIfNoCaseで設定しているものは、既に圧縮されているファイル形式を指定していて、ここで指定されているファイル形式は、圧縮しないというものです。

    編集を終えたら、保存して終了です。


  9. http-ssl.confを編集する

    ウェブサーバー(httpd)のSSLバーチャルホスト設定を編集します。
    基本的に、バーチャルホスト設定の設定と代わりません。

    格安レンタルサーバーでも、独自SSLを使いたい方には、必見かもしれません。
    SSL証明書の作り方をここでは、説明しますが、認証会社からSSL証明書を購入する際には、ここでいうCSRファイルが必要になります。

    この流れを理解しているとSSLの導入も楽に行えるかもしれません。

    参考記事:
    独自SSLを使いたい方やSSL証明書持込みたい方へのおすすめは…
    共有SSLを使いたい方へのおすすめは…
    SSLとは…
    SSL証明書とは…
    共有SSLと独自SSLの違いは…
    CSRとは…
    EV-SSL証明書とは…
    $ mv /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf.org
    $ vi /usr/local/etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf
          :

    デフォルトのhttpd-ssl.confは、ファイル名を変更して保存しておきます。
    編集を開始します。

    編集内容は、下記のとおりです。

    例では、www.aaa.comのサイトと、デフォルトのサイトを設定しています。

    AddType application/x-x509-ca-cert .crt
    AddType application/x-pkcs7-crl    .crl
    
    SSLPassPhraseDialog  builtin
    SSLSessionCache        "shmcb:/var/run/ssl_scache(512000)"
    SSLSessionCacheTimeout  300
    SSLMutex  "file:/var/run/ssl_mutex"
    
    NameVirtualHost *:443
    
    <VirtualHost *:443>
        ServerName any
        DocumentRoot /tmp
    </VirtualHost>
    <VirtualHost *:443>
        ServerName www.aaa.com
        ServerAlias aaa.com
        ServerAdmin postmaster@aaa.com
        DocumentRoot /home/www/public_html
        SuexecUserGroup webact www
        ErrorLog /var/log/httpd/aaa_com-error.log
        CustomLog /var/log/httpd/aaa_com-access.log combined env=!nolog
        TransferLog /var/log/httpd/aaa_com-transfer.log
    
        SSLEngine on
    
        SSLCipherSuite ALL:!ADH:!EXPORT56:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:+LOW:+SSLv2:+EXP:+eNULL
        SSLCertificateFile "/usr/local/etc/apache22/ssl.crt/server.crt"
        SSLCertificateKeyFile "/usr/local/etc/apache22/ssl.key/server.key"
        
        <FilesMatch "\.(cgi|shtml|phtml|php)$">
            SSLOptions +StdEnvVars
        </FilesMatch>
        <Directory "/usr/local/www/apache22/cgi-bin">
            SSLOptions +StdEnvVars
        </Directory>
    
        BrowserMatch ".*MSIE.*" \
            nokeepalive ssl-unclean-shutdown \
            downgrade-1.0 force-response-1.0
    
    </VirtualHost>

    ここで注意すべきは、SSLCertificateFileSSLCertificateKeyFileです。 それぞれ認証用のファイルですので、自分で作成する必要があります。
    ここで、指定している /usr/local/etc/apache22/ssl.key//usr/local/etc/apache22/ssl.crt/ にそれぞれサーバーの秘密鍵ファイルと、証明書ファイルを作成する必要があります。
    以下の手順でファイルを作成します。

    1. 各認証ファイル設置用のディレクトリを作成
      $ cd /usr/local/etc/apache2/
      $ mkdir -m 0700 ssl.{key,crt}
      $ 

      この中に入るファイルを他人にのぞかれないよう、あらかじめディレクトリのパーミッションを設定しておきます。


    2. 秘密鍵ファイルを作成
      $ cd ssl.key/
      $ openssl genrsa -out server.key 1024
      $ 

      opensslで簡単に作成完了です。


    3. CSRファイル(認証ファイル)を作成
      $ openssl req -new -key server.key -out server.csr
      
      Country Name (2 letter code) [AU]:国名
      State or Province Name (full name) [Queensland]:都道府県名
      Locality Name (eg, city) []:市区町村名
      Organization Name (eg, company) [Mincom Pty Ltd]:会社名
      Organizational Unit Name (eg, section) [MTR]:部署名
      Common Name (eg, YOUR name) []:ドメイン名
      Email Address []:メールアドレス
      
      Please enter the following 'extra' attributes
      to be sent with your certificate request
      A challenge password []:パスワード(通常はなし)
      An optional company name []:別の会社名(通常はなし)
      
      $ 

      先に作成した秘密鍵ファイルから認証ファイルを作成します。
      対話形式で、上記の項目を設定する必要があります。


      このファイルから、第3者の認証局(機関)から認証してもらう必要がありますが、これが年間数万円必要で、ちょっと、「お試しで」というわけにもいきませんね。 そこで、ここでは、単純に自画自賛?で自分で認証しておきましょう。ここでは、技術の習得がメインですから。


    4. 自己認証する
      $ openssl x509 -in server.csr -out server.crt -req -signkey server.key -days 365
      $ mv server.csr ../ssl.crt/.
      $ cd ../ssl.crt/

      daysオプションは、この証明書の有効期限を指定します。
      ここでは、365日としています。

      作成した認証ファイルを、ssl.crt/へ移動して完了です。

      この自己認証のファイルでは、SSLでアクセスすると、通常、以下のような警告メッセージがブラウザに表示されます。


      いくらセキュリティ面で強化されても、このような画面が表示されたら、ちょっと引いちゃいますよね・・・。

      そのためにも第3者の認証局(機関)から認証してもらう必要があるんですね。認証局(機関)から認証されている場合、ほとんどのブラウザ(一般的に98%程度に対応している言われています)では、このような警告メッセージは表示されません。

      よくできた天下り先・・・あっ、言っちゃった。

      まあ、でも、こういうのも必要なくらい怪しいサイトも多いということですね。

      認証局(機関)から認証してもらうのも、実在する法人・個人であるか確認されます。書類確認、電話確認等々で毎年行われますから、実在していることは確かですが、安全な会社、人物を保障するものではありません。
      最低限の認証ですね。また、この認証で、履歴から、問題があった場合に法人・個人を特定できる仕組みを提供しているんですね。

      それでも、個人的には、高い・・・と思いますけどね。 ・・・あっ、言っちゃった。


    編集を終えたら、保存して終了です。


  10. apacheのログディレクトリを作成
    $ mkdir /var/log/httpd
    $ chown www: /var/log/httpd

    ログディレクトリとオーナーを設定しています。
    ログのファイル名や条件などは、各バーチャルホストの設定でバーチャルホスト毎にhttpd-vhosts.confで設定します。
    また、SSLバーチャルホストは、同様にhttpd-ssl.confで設定します。

    ErrorLog, CustomLog, TransferLog で設定しているのがそれぞれログファイルです。


  11. ログファイルのローテーションを設定
    $ vi /usr/local/etc/logrotate.d/apache22
          :

    apache用のログローテーション設定ファイルを編集します。

    /var/log/httpd/*log {
    	daily
    	rotate 4
    	create
    	nocompress
    	missingok
    	sharedscripts
    	postrotate
    		/usr/local/sbin/apachectl -k graceful
    	endscript
    }

    ログローテーションがインストールされていない場合は、インストールから始めます。
    FreeBSDでlogrotateをインストール を参照してください。


  12. apacheをリブートしても起動するように設定
    $ vi /etc/rc.conf
          :
    # apache22を有効にします。
    apache22_enable="YES"
    
    # apache22SSLを有効にします。
    apache22ssl_enable="YES"

  13. 最後に、apacheを起動します。
    $ /usr/local/etc/rc.d/apache22 start
          :
とりあえず、ここまででインストール完了です。 もし、apacheのバージョンを知りたければ、以下のコマンドを入力してみましょう。
$ httpd -v
Server version: Apache/2.2.15 (FreeBSD)
Server built:   Jun  5 2010 21:47:24
特に問題なく表示されればOKですが、もし、何か環境に問題があれば、ここで、エラー表示されます。

いやや、やっとです。ほんとにやっとです。
ウェブサーバーが立ち上がり、サイトの構築へ一歩踏み出せました。

長すぎです・・・。
まあ、格安レンタルサーバーにはない充実感はありますね。
でも、やっぱり、好きじゃないとなかなか難しい・・・・とあらためて思う筆者でした。
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2 件 コメントがあります。 コメントを投稿する
  1. SanRin舎 » FreeBSD
    2011年7月24日, 10:13 PM

    […] 設定についてはFreeBSDでapacheをインストール参照。 カテゴリー: コンピューター タグ: UNIX/Linux コメント (0) トラックバック (0) コメントをどうぞ トラックバックURL […]

  2. SanRin舎 » LAMP環境を作る
    2012年1月21日, 10:56 AM

    […] FreeBSDでapacheをインストール – 設定が詳しい […]


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