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xnameで無料のセカンダリDNSを登録する

2010年7月17日 2014年1月17日
xname howto

前回、DNS(BIND)のインストールと設定を行いました。
一般的に、DNSは、マスターとセカンダリ(スレーブとも言う)を用意します。
しかし、自宅サーバーでは、セカンダリDNSを別サーバーを用意するのは、なかなかつらいものがありますね。 そこで、一般的には、セカンダリを無料のDNSサーバーを用いることが多いです。

ここでは、XNameをセカンダリDNSとして設定する方法について、解説してみたいと思います。

XNameにセカンダリDNSを設置する

XNameにセカンダリDNSを設置するには、以下の手順で行います。

XNameのログインIDを取得する。

  1. https://www.xname.org/へアクセスします。

  2. 以下の画面から、“create a new user.”をクリックします。

    xname画面1

  3. 以下の画面から、ユーザ情報を入力し、“create my account.”をクリックします。

    xname画面2

    項目入力
    Login: ログイン名を英数字で入力します。
    同じログイン名があると作成できません。
    your valid email: メールアドレスを入力します。
    このメールアドレスを間違うと、正式な手続きが完了しません。
    new password: パスワードを入力します。
    confirm password: パスワードを再入力します。
    advanced interface
    (for SOA params, TTL, etc..)
    SOA,TTLのためのインターフェイスが必要ならチェックします。
    IPv6 Interface (for accessing IPv6 records in Primary zones) IPV6に対応するなら、チェックします。
    Number of input rows per record.: 1レコードのカラム数(テキストボックスの数)を指定します。
    Language: en : 英語 / fr : フランス語 のいずれかを選択します。
    I have read and I understand the disclaimer available at
    https://www.xname.org/disclaimer.php
    このxnameの概要を理解しているならチェックします。

  4. 数十秒後には、先に指定したメールアドレスへ以下のようなメールが届きます。

    xnameメール

    この中のPlease go on以降のURLアドレスへアクセスすると登録が完了します。


マスターネームサーバーのセカンダリへのデータ転送を有効にします。

マスターネームサーバーは、自身で建てたDNSあるいは、格安レンタルサーバーのDNS、ドメイン管理のレンタルDNSかもしれません。
いずれにせよ、そのマスターDNSへセカンダリDNSから情報提供を要求しにくるので、それを許可するように設定しておかないといけません。

ここでは、前回のDNS(BIND)をインストールするで設定したサンプルを例に設定してみましょう。

  1. /vaer/named/chroot/etc/named.exmaple.com.zone.wan : DNSの外向きexmaple.comゾーン初期設定ファイル

    ここでは、独自ドメインをexmaple.comとしています。先の内向きを区別するために最後の拡張子.wanを付けています。

    外向きは、WAN側という意味です。
    このWAN側のゾーン設定のみを転送可とすることがポイントです。
    それ以外は、すべて不可。外に公開している情報以外は、不要ですからね。

    各Zoneの設定でallow-transferを許可をするIPアドレスを指定します。

    $ vi /var/named/chroot/etc/named.exmaple.com.zone.wan
    
    
    # 正引きの設定
    zone "exmaple.com" {
            type master;
            file "exmaple.com.db.wan";
            allow-transfer {
                # ローカルエリア内は許可
                localhost;
                localnets;
                # xname.org からは許可
                195.234.42.0/24;
                193.218.105.144/28;
                87.98.164.164;
                88.191.64.64;
                92.243.14.172;
            };
    };
    # 逆引きの設定
    zone "xxx.xxx.xxx.in-addr.arpa" {
            type master;
            file "xxx.xxx.xxx.in-addr.arpa.db.wan";
            allow-transfer {
                # ローカルエリア内は許可
                localhost;
                localnets;
                # xname.org からは許可
                195.234.42.0/24;
                193.218.105.144/28;
                87.98.164.164;
                88.191.64.64;
                92.243.14.172;
            };
    };

  2. DNS(BIND)を再起動します。
    $ /etc/init.d/named restart
    namedを停止中:                            [ OK ]
    namedを起動中:                            [ OK ]


XNameでドメインのゾーンを作成します。

  1. ログインします。

    以下の画面からログイン名、パスワードを入力し、Log me in !をクリックします。
    xnameログイン

  2. 作成をクリックし、ドメインのゾーンを作成します。

    上段メニューのCreate Zoneをクリックします。
    xnameドメイン設定
    Zone : ドメイン名( 例)example.com )
    Zone Type : Secoundary
    Use Following Zone as tempalte : NONE

    をそれぞれ設定して、Createをクリックします。

  3. 続けて、Zoneのマスター情報を設定します。

    ゾーンが作成されると画面左(All your zones)にそのゾーン名が表示されます。
    xnameドメイン設定
    Primary name server IP’s : マスターネームサーバーのIPアドレス( 例)xxx.xxx.xxx.xxx )

    を設定して、Modifyをクリックします。


XNameのセカンダリのデータが反映されたか確認します。

※実際に反映されるまでに、数時間かかることがあります。
上段メニューのView Zoneをクリックします。
xnameゾーン確認
作成したZoneがすべて表示されます。
確認したいZoneの以下のネームサーバーのzone contentをクリックします。

  • ns0.xname.org.
  • ns1.xname.org.
  • ns2.xname.org.


xnameゾーン確認
こんな感じで、マスターDNSで設定している内容が見えたらOKです。

最後にDNSを登録する

最後に、ドメインの管理元にDNSを登録して終わりです。 ドメインの管理元(レジストラ)によって、設定方法は異なります。ここでは、Value Domainお名前.comでやってみましょう。

Value Domainで設定

  1. メインメニューからネームサーバーの変更をクリックします。

    ValueDomeinのDNSサーバー設定1

  2. ネームサーバーの設定画面から、このドメインでネームサーバーを作成をクリックします。

    ValueDomeinのDNSサーバー設定2

    ネームサーバー名:ns1.example.com
    ネームサーバーIP:xxx.xxx.xxx.xxx ←自宅サーバーのIPアドレスを設定
    をそれぞれ設定します。ネームサーバー名は、自宅サーバーでのネームサーバー名と同じでOK。
    ValueDomeinのDNSサーバー設定3
    設定が終わったら、変更をクリックして登録します。

  3. ネームサーバーの設定画面から、方法選択:他社提供/自前ネームサーバーを選択します。

    ValueDomeinのDNSサーバー設定4

  4. ネームサーバーの設定画面から、ネームサーバーを入力します。

    ValueDomeinのDNSサーバー設定5
    先頭には、このドメインでネームサーバーを作成で作成したネームサーバー名を設定します。
    2番目以降に、xname.orgのセカンダリDNSを設定します。

    1. ns1.example.com
    2. ns0.xname.org
    3. ns1.xname.org
    4. ns2.xname.org

    ここまで設定を終えたら、あとは、反映されるのを待ちます。反映されるまで、1日から2日程度かかえります。

    上記は、上位レジストラがeNomの場合の説明です。
    KeySystemsでは、できません。実際に同じような手順でやってみましたが、このドメインでネームサーバーを作成で作成したホスト名が名前解決できません。
    ValueDomainの場合、たった、¥10の違いですけどね。できないことが多いです。上位レジストラのDNSを直接設定することもできないみたいですしね。 KeySystemsは、少し考えものですね。

お名前.comで設定

  1. メインメニューからドメイン設定をクリックし、ホスト設定を選択します。

    お名前.comのDNSサーバー設定1

    ネームサーバーのホストを登録したいドメインの登録を選択します。
    お名前.comのDNSサーバー設定2

    ネームサーバー名とIPアドレスを設定します。
    お名前.comのDNSサーバー設定3
    名前は、nsを先頭に付けるのが一般的です。

    ここまで設定できたら、登録します。

  2. メインメニューからドメイン設定をクリックし、ネームサーバーの変更を選択します。

    お名前.comのDNSサーバー設定4

    ネームサーバーを変更したいドメインをチェックします。
    お名前.comのDNSサーバー設定5

    ネームサーバー情報を入力するを選択します。
    お名前.comのDNSサーバー設定6

    以下のようなネームサーバーの入力画面が表示されます。
    お名前.comのDNSサーバー設定7
    先頭には、ホスト設定で作成したネームサーバー名を設定します。
    2番目以降に、xname.orgのセカンダリDNSを設定します。

    1. ns1.example.com
    2. ns0.xname.org
    3. ns1.xname.org
    4. ns2.xname.org

    ここまで設定を終えたら、あとは、反映されるのを待ちます。反映されるまで、1日から2日程度かかえります。

共有レンタルサーバーやVPS、またドメインレジストラなどで提供されているDNSであれば、セカンダリDNSなど意識する必要はありません。そのまま使っていれば何も問題ないはずです。
セカンダリDNSを意識する必要があるのは、自前でDNSサーバーをたてる場合ぐらうだと思います。

ここで紹介しているセカンダリDNSは、無料のDNSなので、取扱注意なのは、十分理解して利用されることをおすすめします。所詮無料は無料だけのものがと思っていた方が良いです。

最近では、ドメインレジストラで無料のDNSを貸してくれますから、特別な目的がない限り そのまま利用されることをおすすめします。
ここで紹介している お名前.com , ValueDomain いずれも新規の汎用ドメインなら無料でDNSサーバーを借りることができます。
詳しくは、
お名前.com は、http://www.onamae.com/http://www.onamae.com/ ,
ValueDomain は、http://www.value-domain.com/
を参照してください。
また、スタードメインスタードメインなら、ウェブサーバーまで貸してくれます。ちょっと遊ぶ程度なら、これも有りかもしれませんね。

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