レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント
レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント - レンタルサーバー・自宅サーバーの設定・構築情報を公開しています。

お名前.comのセカンダリDNSを使ってみる

2010年7月17日 2014年1月17日
onamae.com

お名前.comも以前に比べると親切になりました。あくまで以前に比べると・・ですよ
以前では、考えられないんですが、無料のDNSの設定、セカンダリDNS、WHOIS代行などなど、格安ドメイン業者(レジストラ)と遜色がなくなりつつあります。
でも、昔からお名前.comを使っている人には、この恩恵が一部ないんですよね。これ摩訶不思議。

それは、さておき、先日、お名前.comへ移管したドメインを使って、お名前.comのセカンダリDNSを使ってみようと思います。

無料のセカンダリDNSで有名なのは、xname.orgなどでしょうが、実際に使ってみるとお飾り程度(遅いし、よくこけてるし)のサーバーで、残念ながら、あまり実用的とは言えないようです。
まあ、無料ですからね。

そこで、先日移管したドメインを使って、お名前.comのセカンダリDNSを使ってみることにしました。
お名前.comのレンタルDNSは、よくこけているみたいですが、このセカンダリDNSはどんなものなのでしょうかね。
ちょっと、情報不足ですが、とりあえず、使ってみましょう。

マスターDNSにお名前.comのセカンダリDNSからの転送を可にする

お名前.comのセカンダリDNSを利用する前に、まず、マスターDNS(プライマリーDNS)側で、お名前.comのセカンダリDNSからのデータ転送を有効に設定しておく必要があります。
お名前.comのセカンダリDNSのサーバー名は、

  • サーバー名:2nd.dnsv.jp
  • IPアドレス:210.172.129.81

となります。

ここでは、CentOSでのDNSの設定のDNS(BIND)をインストールするで紹介したサンプル設定を例に設定してみましょう。

/vaer/named/chroot/etc/named.exmaple.com.zone.wan : DNSの外向きexmaple.comゾーン初期設定ファイル

ここでは、独自ドメインをexmaple.comとしています。先の内向きを区別するために最後の拡張子.wanを付けています。

外向きは、WAN側という意味です。
このWAN側のゾーン設定のみを転送可とすることがポイントです。
それ以外は、すべて不可。外に公開している情報以外は、不要ですからね。

各Zoneの設定でallow-transferを許可をするIPアドレスを指定します。

$ vi /var/named/chroot/etc/named.exmaple.com.zone.wan


# 正引きの設定
zone "exmaple.com" {
        type master;
        file "exmaple.com.db.wan";
        allow-transfer {
            # ローカルエリア内は許可
            localhost;
            localnets;
            # 2nd.dnsv.jp からは許可
            210.172.129.81;
        };
};
# 逆引きの設定
zone "xxx.xxx.xxx.in-addr.arpa" {
        type master;
        file "xxx.xxx.xxx.in-addr.arpa.db.wan";
        allow-transfer {
            # ローカルエリア内は許可
            localhost;
            localnets;
            # xname.org からは許可
            210.172.129.81;
        };
};


ここでは、210.172.129.81からのデータ転送を有効に設定します。

exmaple.com.db.wan : exmaple.comドメインの外向きゾーンファイル

$ vi /var/named/chroot/var/named/exmaple.com.db.wan



$TTL    86400
@       IN      SOA     ns1.exmaple.com.  root.exmaple.com.(
                                      2010062201 ; Serial
                                      7200       ; Refresh
                                      7200       ; Retry
                                      2419200    ; Expire
                                      86400 )    ; Minimum
    IN NS    ns1.exmaple.com.
    IN NS    2nd.dnsv.jp.
    IN MX 10 exmaple.com.
ns1 IN A     xxx.xxx.xxx.xxx
@   IN A     xxx.xxx.xxx.xxx
www IN A     xxx.xxx.xxx.xxx


ネームサーバーとして2nd.dnsv.jpを追記しておきます。

DNS(BIND)を再起動します。

$ /etc/init.d/named restart
namedを停止中:                            [ OK ]
namedを起動中:                            [ OK ]

お名前.comのセカンダリDNSを登録する

お名前.comのセカンダリDNSを利用するには、レンタルDNSやDNSレコード設定など、他のお名前.comで提供されているDNSのサービスを使えなくなります。
もし、使っている場合は、それを解除しないといけません。

セカンダリDNSを使うということは、マスターDNS(プライマリーDNS)がどこかにある訳ですから、他のお名前.comで提供されているDNSのサービスを利用されていることはないと思います。

では、順を追って解説してみます。

セカンダリDNSを作成したいドメインを指定します。

ログイン後、上段のメニューからドメイン設定をクリックし、セカンダリDNSをクリックします。

お名前.com セカンダリDNS設定

以下の画面から、セカンダリDNSを作成したいドメインを選択し、入力画面へ進むをクリックします。

お名前.com セカンダリDNS設定

マスターDNSのIPアドレスを設定します。

以下の画面から、プライマリーサーバーIPアドレス欄にマスターDNS(プライマリーDNS)のIPアドレスを入力し、確認画面へ進むをクリックします。

お名前.com セカンダリDNS IP設定

セカンダリDNS情報に誤りがないか確認します。

以下の画面で、セカンダリDNS情報に誤りがなければ、設定するをクリックします。

お名前.com セカンダリDNS設定確認

ここまでで、セカンダリDNSが作成されます。
しばらくしたら、nslookupなどで確認します。

C:\> nslookup
Default Server:  google-public-dns-a.google.com
Address:  8.8.8.8

> server 2nd.dnsv.jp
Default Server:  2nd.dnsv.jp
Address:  210.172.129.81

> exmple.com

Server:  2nd.dnsv.jp
Address:  210.172.129.81

Name:    exmple.com
Address:  xxx.xxx.xxx.xxx

とこんな感じで確認できれば、情報が転送できていますから、次に進みます。
ここで、まだエラーが表示されるようなら、しばらく待ちましょう。

通常、10分、20分程度で反映されるはずです。

お名前.comでネームサーバーの設定を行う

ここから、お名前.comへの移管手続きを行います。

ネームサーバーを設定したいドメインを指定します。

ログイン後、上段のメニューからドメイン設定をクリックし、ネームサーバーの変更をクリックします。

お名前.com ネームサーバ変更

以下の画面から、ネームサーバーを設定したいドメインを選択し、ネームサーバー情報を入力するをクリックします。

お名前.com ネームサーバ変更

ここで、先のお名前.comのセカンダリDNSのサーバー名2nd.dnsv.jpを設定します。

また、ネームサーバーを変更する場合、技術担当者情報 を必ず設定しないといけません。
何かあった時の連絡先なんでしょうけど、最近では、珍しいです。老舗だけあって、ある意味、厳格ですね。

特に問題ないようなら、面倒ですから、お名前.com会員情報コピーで情報を設定してくれます。

情報の設定を終えたら、確認画面へ進むへ進みましょう。
後は画面に沿って、確認を終えて、設定したらOKです。



格安レンタルサーバーの場合は、提供されているDNSへ、まる投げするようにドメインのネームサーバーの設定を行うのが普通です。
上記のような設定することは、VPSなどの専用サーバや自宅サーバーなどで自前でDNSをたてたときぐらいじゃないでしょうかね。

お名前.comのセカンダリDNSが、どれくらいの信頼度かは、よく分かりません。
少なくとも、xnamed.orgに比べれば、まだ、良いでしょうし、自宅サーバーなどの負荷を考えれば、間違いなく別サーバーでやる方が負荷は少ないです。

いろいろと考えた末に、結局、お名前.comとxnamed.orgをともにセカンダリDNSとして使って、しばらく様子を見てみようと思っています。

もちろん、自前であえてDNSサーバーをたてる必要がない方は、ドメインレジストラや格安レンタルサーバーなどで提供されているDNSを使った方が良いのは間違いないでしょう。 (ほとんどの方は、DNSサーバーをあえて自前で立てる必要はないと思います。

最近では、ドメインレジストラで無料のDNSを貸してくれますから、特別な目的がない限り そのまま利用されることをおすすめします。
ここで紹介している お名前.com はもちろんのこと、 ValueDomain、スタードメインなど格安ドメインレジストラは、 いずれも新規の汎用ドメインなら無料でDNSサーバーを借りることができます。
詳しくは、
お名前.com は、http://www.onamae.com/http://www.onamae.com/ ,
ValueDomain は、http://www.value-domain.com/
スタードメイン は、http://www.star-domain.jp/http://www.star-domain.jp/
を参照してください。

ご利用のブラウザは、広告ブロック(AdBlockなど) が適用となっていませんか?
このサイトでは、コンテンツの一部が非表示、あるいは、コメント、お問い合わせの投稿ができない検索ができないことがあります。


関連記事 :

xnameで無料のセカンダリDNSを登録する

前回、DNS(BIND)のインストールと設定を行いました。 一般的に、DNSは、マスターとセカンダリ(スレーブとも言う)を用意しま ...

恥ずかしながら、ドメインが利用できない状態に・・・

恥ずかしながら、この2週間で、2回ドメインが利用できない状態になってしまいました。 ほぼ、自分の対応が悪かったのですが、さ ...

GMailでスパムメールになってしまう時にチェックしたいこと

独自ドメイン+自前のSMTPサーバー を利用してGMailへ送信した場合、よくスパムメール扱いされることがあります。 そんな時の対応について、 ...

お名前.comでDNSラウンドロビンはできるか?

今まで、負荷分散についての関連記事を rsync + ssh でファイルの同期をとるmysqlのレプリケーションを使う ...

DNS(BIND)をインストールする

今回は、DNS(BIND)です。DNS自体は、ドメイン管理元で、ほとんど提供されていますから、あえて自前で設置する意味はあまりないかもしれません ...



コメントを投稿 :

お名前 *

メールアドレス *
( メールアドレスが公開されることはありません。)

サイトアドレス

コメント *

* 印の項目は、入力が必要な項目です。




最近投稿の記事

[ 画像提供元 : Amazon ] 先日、1TBのディスクの入れ替え時にバックアップをとろうとディスクコピーを行いました。 その際 ...

Windows で Linux ファイルシステム Ext4 のディスクをマウントするには? Ext3Fsd が、おそらく、最も簡単なツール ...

今回は、Windows で Compass を使ってみました。 Compass とは、 Sass(サス、Syntactica ...

今回は、Anti Adblock を使ってみました。 Anti Adblock とは、 そもそも Adblock という ウェブ ...

デスクトップ環境でない サーバーで、Webページのキャプチャー画像をコマンドで撮る には、wkhtmltoimage, CutyCapt ...


さくらのVPS 全プラン リニューアルです。(石狩(北海道)も選択可)


root権限ありで ¥685 / 月 ~ と非常にリーズナブルな CPU 1(core)の 512 プランから、 最高 CPU 10(core), メモリ 32(GB), SSD容量 800(GB) までとプランが充実。
ディスクは、SSDとHDDの選択が可能になった他、データセンターは人気の東京、石狩(北海道)となりました。

また、どのプランでも好きなOSが選べます
( CentOS, Fedora, Scientific Linux, FreeBSD, Ubutu, Debian )

管理人もおすすめのVPSです。
試用期間がありますから、一度、お試しを!!

詳しくは、http://vps.sakura.ad.jp/さくらのVPSのサイトへ へどうぞ!!

カテゴリ


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。
最近、スワップにも対応した Serverman@VPS は、かなりリーズナブルかもです。

  • メモリ1GB~2GBのEntryプラン :月額:490円
  • メモリ2MB~4GBのStandardプラン :月額:980円
  • メモリ4GB~8GBのProプラン :月額:1,980円

新規申し込みで1ヶ月間完全無料となるキャンペーンを実施中です。
Serverman@VPSの特徴は、安さとIPv6対応です。また、初期設定費0円もポイントです。

IPv6でちょっと遊んでみたい方には、おすすめかもしれませんね。最低利用期間もありませんから、気に入らないときは即解約もできます。

Serverman@VPSの詳細については、 http://dream.jp/vps/ Serverman@VPSのサイトへへどうぞ。



KVM採用 ConoHa VPSは、時間単位で借りれる便利なVPSです。


ConoHa VPS は、初期設定費0円最低利用期間無し時間単位で清算可能、 さらに、Web APIを使って自動化を図ることもできる便利なVPSです。

海外サーバー設置も可能で、ローカル接続にも対応と、かなり、機能豊富なサーバーです。

新規ユーザ登録で、クーポンもらえますから、まずは、お試しですね。

ConoHa VPSの詳細については、
http://www.conoha.jp/ へどうぞ。

KVM採用 お名前.com VPS(KVM) 2G プラン 初期設定費無料 キャンペーン 実施です。


メモリ2GBプラン CPU:3core、Disk:200GB
月額:1,153円から (初期設定:1,680円0円)

さくらのVPSがリニューアルされてもなんのその。
1GBメモリ / 2Core を ¥834 – の格安価格で提供中です!
間違いなくスペックからすると割安感ありです。
年間割引時の途中解約で返金がないのは、 ちょっと残念ですが、それでもこの割安感は魅力です。

まずは、お試しですね。

お名前.com VPS(KVM)の詳細については、
http://www.onamae-server.com/vps/ へどうぞ。(お試し期間が15日あります。)



  • ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークへ追加するはてな登録数
ページトップへ
Time : 0.1766 [s]