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新ConoHa は さくらのVPSより良いのか?

2015年11月17日 2015年11月17日
ConoHa VPS

以下の記事で、新しくなったConoHaを色々と試してみました。 (サイトもリニューアルしましたね。どうでも良いですけど、このは のキャラページも変わったみたいです。)

また、このサイトも 新 ConoHa のサーバーへ移行してみました。

今回は、以前に さくらのVPS 、お名前.com VPS も使っていましたので、それぞれのサーバーのプランから使い勝手も含めて簡単に比較し、ちょっとだけ、解説してみます。

以下の記事で、新しくなったConoHaを色々と試してみました。

新ConoHa と さくらのVPS の違い

プランの違い

プラン構成の差は、SSDの容量差の有無ぐらいでしょうか、 ほとんど差がないと言っても良いかと思います。(詳しくは、評価の高い 新 ConoHa VPS と さくらのVPS の特徴とUnixBenchを含めたパフォーマンスを比較してみました。 を参照してください。)

ただ、初期設定費0円のConoHa と 相変わらずの ガラパゴス価格設定の さくらのVPS の違いはあるのかなぁと思います。

さくらのVPSとしたら、長く使って欲しい・・・というところなのはわかります。 実際に少なくとも半年や1年以上の長いスパンで 使えば使うほど、割り安感があるのは、さくらのVPSに間違いありません。

ただ、VPS を2年、3年という長いスパンで 使う方が、どれほど多いのか?というところかもしれません。 さらには、初期設定費による敷居の高さもあるかと思います。


会社の違い

そもそも ConoHa は、お名前.com で有名な GMOが管理運営するVPSです。

さくらのVPSは、その名のとおり 格安のレンタルサーバーを提供している さくらインターネットが提供するVPSです。

以前、お名前.com VPS (KVM) が さくらのVPSと比べて 今ひとつな点を評判も含めて考えてみた でも書いたように、GMOの印象は、昔の GMO のサーバーをご存知の方であれば 今でもそれほど向上しているとは思えません。 特に共有サーバにおいては、そもそも、買収に次ぐ買収で拡大してきたような会社でもありますので、 技術があるのかないのか、かなり、乱暴な運営をされていたのではないかと疑念を抱かれていたのも事実で、 記載されていた機能スペックは非常に魅力的であっても、実質、使えないサーバーが多かったのも事実かと思います。 それらの過去のイメージをひきずっているため、印象は悪いです。

ただ、最近では、Z.com へのグローバル戦略の集約を始めたようで、少し変わりつつあるのかなぁという印象はあります。
GMOのサーバーは、一度、リリースすると、それっきり・・・というのが多いのですが、 ConoHaにおいては、機能アップが図られていますから、その点では、興味深いと思います。

逆に さくらインターネットは、常に、更新に次ぐ更新を行い、プランの充実を図ってきました。 リリース当初は、それなりに問題もあったのですが、それらの問題を一つ一つ解消していき、 それなりに信頼を得てきた会社なので、やっぱり、それなりのユーザがついています。

ただ、先に書きましたが、今のところ海外へは、目が向いていない?ような感じで、初期設定費を今でも設定し、 長く使ってももらうことを優先したような価格設定になっているかと思います。


APIの違い

ConoHa では、APIが使えますから、サーバー負荷が高まったら自動的にサーバーを追加したりすることが簡単できたりします。 もちろん無料で利用できるので プログラミングが好きな方、得意な方にはおすすめかもしれません。

逆に さくらのVPSでは、APIは提供されていません。 さくらインターネットでは、その上位サーバーである さくらのクラウドがあるので、APIを使いたい方は、さくらのクラウドを利用することになるかと思います。 さくらのクラウドになると、価格的にも さくらのVPS のワンランク上になりますから、少し敷居が高くなるのは間違いないでしょう。


SSDの違い

ConoHa では、50GB のSSDが全プランにて提供されます。

さくらのVPSは、各プランごとに 容量の異なる SSD が提供されます。

(実際のSSDのパフォーマンスの違いは、評価の高い 新 ConoHa VPS と さくらのVPS の特徴とUnixBenchを含めたパフォーマンスを比較してみました。 を参照してください。)

さくらのVPSは、SSDのパフォーマンスをコントロールしている感じがあり、上限に達すると、それ以上のパフォーマンス向上は望めないようです。

逆に ConoHa では、さくらのVPSに比べれば、もっと緩い感じでコントロールされているように思います。 空き具合によるのだろうと思いますが、先のさくらのVPSのパフォーマンスの上限を上回ることもよく見受けられます。 ただ、下回る場合もありますので、どちらが良いかは、微妙なところかもしれません。

長くサーバーを運営する際には、ばらつきが少ない一定のパフォーマンスが出るさくらのVPSは、安定した感じを得るのは間違いないでしょうね。

このSSDに関して、一つだけ間違いなく言えるのは、 一度、SSDのサーバーを使用すると、HDDのサーバーには戻れないということです。 やっぱり、パフォーマンスが良いですからね、、、


リージョン(データセンター)の違い

ConoHa では、海外、国内を含めて以下のリージョン(データセンター)から選ぶことができます。

  • 日本(東京)
  • シンガポール
  • アメリカ(サンノゼ)

海外を相手にしている方には、かなり魅力的だと思います。 さらに オプションながら GeoDNSも提供されていて、アクセス者の地理的に近いリージョンへの接続させるようなことも簡単に行うことができます。


さくらのVPSは、日本国内のみながら 以下のリージョン(データセンター)から選ぶことができます。

  • 東京
  • 石狩(北海道)
  • 大阪(現在(2015.11)は選択不可)

大阪については、旧プランでの選択は可能でしたが、現在(2015.11)のプランでは、選択不可になっています。 ただ、いずれは、大阪も追加されるかと思いますから、国内3拠点から選択できるようになるでしょう。
また、海外を視野に入れておられる方は、案外、石狩(北海道)も良いらしいです。 北海道から直接トランジットとの接続があるからなんでしょうかね・・・詳しくはわかりませんが。


まあ、でも海外をメインに相手になさる方には、 国内より海外の方が地理的に近いでしょうから、優位性は ConoHaにあるでしょうね。


DNSの違い

いずれも 無料の DNSが提供されていますので、個人で DNS サーバー(Bindなど) をあえてたてる必要もありません。 昨今では、ドメインレジストラでも無料DNSを提供してくれますので、実際には、DNSのレコード設定さえすれば、独自ドメインを すぐに利用できるようになります。

ConoHa では、無制限にドメインの登録、レコードの設定ができるようです。 無制限?というより、特に制限を設けていない・・・という感じですが、そのため、ConoHaのDNSは、ユーザIDさえあれば、サーバーを利用せずともDNSを使うこともできます。 (個人的には、サーバーを作成していないユーザIDを使って、いくつかのドメインを登録してみました。実際に運用できたので、多分、無料で使っても問題ないと思います。) さらに ConoHaでは、先にも書きましたが GeoDNSを オプションながら提供してくれているのも興味深いです。

さくらのVPSでは、下位プランで 5ゾーン、上位プランで10ゾーンの登録、運用ができるようです。(ここでのゾーン数は、ドメイン数と思って差し支えありません。) つまり、さくらのVPSでは、プラン契約が無ければ無料DNSを使えないような設定になっています。

まあ、海外を視野にいれている ConoHa と 国内中心のさくらのVPSの戦略的な違いかもしれませんね。 ただ、使う側にとっては、無料でDNSを使えるConoHaは魅力的かもしれません。


新ConoHa と さくらのVPS を使った感じ

いずれも SSD 50GB, CPU 2 core, 1GBメモリ を それぞれ2台ずつ使ってみました。

使い勝手としては、

さくらのVPSは、以前は、1つの画面で2台を管理できなかった ので、複数台のサーバーを運用する際は、面倒な面もありましたが、 現在では、複数台を1つの画面で管理するこが可能です。

ConoHa は、微妙な画面の不具合もありましたが、随分、改善された感じはしますね。

また、あくまで同一リージョン内ですが、いずでも 無料で LAN接続 が可能です。 実際に接続してみると、LAN内接続は、1Gbps 共有回線 での接続らしいですので、やっぱり、快適ですかね。 外向けの回線は、 100Mbps 共有回線 ですが、こちらも それほど悪くないようです。 ConoHaは、外向けの回線が不安定という話がありますが、実際に使ってみて、それほどの不安定感は、今のところありません。 (もちろん、まだ、長く使ってみると不安定なところも見えてくるのかもしれませんが、1カ月程度では、それほどの不安定な部分は見えていません。 それよりも お名前.com VPS の方が不安定だったように思います・・。

ただ、ネットワークの快適さは、長いスパンで確認する必要がありますので、まだまだ、評価は難しいかと思います。

SSDになると、やっぱり、ファイルアクセスの速さを感じます。
感覚的には、ConoHa が速いかなぁという感じもしますが、実際にレスポンスが遅いときもあるので、これも、いずれも良い感じですね。

以前、お名前.com VPS (KVM) が さくらのVPSと比べて 今ひとつな点を評判も含めて考えてみた では、お名前.com VPSも良いよ・・・と書きましたが、 これらのSSDサーバーと比べると、かなり、もっさり感があります。 特にアクセスが増えたときのもっさり感は、SSDサーバーとHDDサーバーとでは、かなり体感差を感じることができると思います。 やっぱり、SSDサーバーを一度 使ってしまうと HDDサーバーが陳腐化してしまって 戻れなくなってしまいますね。

実際に、このサイトも 2015.11 に 新 ConoHa の 1Gプランで 本格的に運用してみています。
今のところ、快適です。 その前には、さくらのVPS SSD 1Gプラン → お名前.com VPS HDD 1Gプラン と運用してみましたが、 前回が お名前.com VPS HDD だっただけに、かなり、快適感です。 以前に利用した さくらのVPS SSD は、ちょっと古いサーバーだったため、現在の最新の ConoHa のSSDサーバーと比較すれば、落ちるかなぁ・・という感じもしますが、 現在の最新の さくらのVPS SSD サーバーでは、それほどの違いはないものと思います。

でも、まあ、お名前.com VPS HDD は、やっぱり、厳しくなってきましたね。 リリースされた当初は、かなりのハイスペックで楽しめたのですが、 今となっては、ちょっと、アクセスが集中した時のパフォーマンスは厳しいかなぁと思いました。

今から借りる方には、間違いなく ディスク容量的に問題なければ、SSDサーバーである さくらのVPS SSD プラン か ConoHa をおすすめします。


いかがだったでしょうか?

結局、ConoHa と さくらのVPS の SSDプランでは 大差はないと言えるでしょう。

GMOが嫌いって言う方、 また、
長く国内をターゲットに利用することを考えらている方には、さくらのVPSがおすすめでしょう。

さくらインターネットが嫌いって言う方、 また、
海外も視野に入れておられる方、スケールアップなどの自動化プログラミングなどもしてみたい方などには、ConoHa VPSがおすすめでしょう。

さくらのVPSに興味のある方は、http://vps.sakura.ad.jp/ からどうぞ。

ConoHaに興味のある方は、http://www.conoha.jp/ からどうぞ。

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