yum を使って DVDからパッケージをインストールする
今回は、DVDからのパッケージのインストールです。
通常、CentOSに限らずほとんどのLinuxディストリビューションは、インターネットを介してパッケージのインストールを行います。
これは、常に最新のパッケージを入手でき、非常に便利です。
逆にこれは、インターネットに接続できない環境では、何もインストールできないことを意味します。
ネットワークが閉ざされた環境や一時的にネットワークが使えない状況でのインストールは、普通にあります。
今回は、そのような状況下でDVDからインストールする方法を簡単に解説してみます。
yum を使って DVDからパッケージをインストールする
簡単には、DVDドライブをマウントして、そのドライブをyumで参照するように設定するればOKです。
その手順を移行に簡単に解説してみます。
DVDドライブをマウントする
yumのリポジトリにDVDドライブを設定する
$ vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Media.repo
...
[dvd]
name=dvd
baseurl=file:///media/CentOS/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-7
|
gpgkey は、各バージョンによって名前が異なります。上記は、CentOS 7 の場合です。
基本的に 7 → 6 のようにメジャーバージョン番号に替わるだけですが、間違いがないか、/etc/pki/rpm-gpg/ ディレクトリを確認しましょう。
また、デフォルト無効としておきたい場合は、
enabled=1 → enabled=0 にしておきましょう。
yumを使ってDVDからパッケージをインストールしてみる
ちょっと面倒と言えば面倒かもしれませんね。
常にDVDからのみインストールしたい場合は、DVDドライブのリポジトリ設定以外の /etc/yum.repos.d/ 配下のリポジトリ設定ファイルを enabled=0 へ編集すれば、
後は、何も気にすることなく yum でインストールすることができます。
ネットワークの速度があまり得られない場合も、この設定でかなり効率化を図ることもできると思います。
困った時のDVDドライブなので、抑えておきたいポイントだと思います。
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