Webalizerの日本語化(UTF8化)する , Webalizerの最新版を日本語化(UTF8化)にする では、Webalizerの日本語化と簡単な設定ファイル( webalizer.conf )の設定例について解説しました。
ここでは、Webalizerの設定ファイル( webalizer.conf ) について簡単に解説してみます。
Webalizerの設定ファイル( webalizer.conf )は、CentOS,Scientific Linuxでは、/etc/webalizer.conf で提供されます。
一般的にwebalizerを実行する際に、パラメータとして設定ファイルを指定するので、この設定ファイルはどこにあっても良いです。
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このように、実行する際にアクセス権さえあれば、各ユーザのホームディレクトリでもOKです。
また、webalizerをインストールすると、/etc/webalizer.conf.sample というファイルもあるので、それほど解説も必要ないと思いますが、
個人的にも備忘録として簡単にWebalizerの設定ファイル( webalizer.conf )を以降に解説してみます。
Webalizerの設定ファイル( webalizer.conf )は、一般的な設定ファイルと同様、各パラメータ(キーワード)とその値(キーワード値)で構成されています。
一般的な設定項目
一般的な設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
通常、フルパスで指定すべきですが、相対パスでも動作するでしょう。
もし、ここで何も設定しない場合は、STDINがデフォルトのログ入力となります。
通常、Webalizerは、CLFまたはCombined形式のいずれかでのWebログを処理します。
また、このキーワードを使っている適切なタイプを指定することで、wu-ftpd xferlog でフォーマットされたログ、squid proxy ログ や W3Cフォーマットされたウェブログ を処理できるでしょう。
値は、’clf‘, ‘ftp‘, ‘squid‘ (squid proxy ログ ) または ‘w3c‘ (W3Cフォーマット) となるでしょう。
適切なファイルタイプを指定しなかったら、Webalizerのが実行した時、’invalid record‘のメッセージが表示されます。
Apache の Common Log Format (CLF) のことで、
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Combinedとは、
Apache の Combined Log Format のことで、
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それが指定されていない場合、カレントディレクトリが使われます。
デフォルトは’webalizer.hist’というファイル名を使用し、通常の出力ディレクトリ(OutputDirで指定したディレクトリ)に保存します。
指定された任意の名前には、絶対パス名(すなわち’/’で始まる)を指定されていない限り、通常、出力ディレクトリからの相対パスになります。
それは、最終報告書のタイトルを生成する(空白でない限り)ホスト名と組み合わせて使用されます。
定義されていない場合、デフォルトでは、”Usage Statistics for (アクセス統計)”となります。
ホスト名はレポートのタイトルにも “Top URLs” テーブル内のURLの先頭に付加されるように使用されます。
これを指定することによって、Webalizerを 仮想ウェブサーバー、または、ローカルマシン上に存在していないサーバー上で実行することができますし、適切な場所に移動するURLをクリックすることができます。
指定しない場合、Webalizerは、”uname”システムコールを経由してホスト名を取得しようとします。それが失敗した場合は、デフォルトとして”localhost”が使用されます。
マシン上でセキュア/非セキュアサーバを組み合わせて実行している場合は、使用すべきではありません。
唯一有効なのは、セキュアなサーバーのログで解析を実行し、テーブル内のリンクが正しく機能する場合だけです。その場合、yesを設定します。
デフォルトでは、no です。
可能な場合、既に存在しない限り、ファイルは、(単一の”DirectoryIndex”ディレクティブと共に)作成されます。
デフォルトでは、任意の.htaccess ファイルの作成不可にする ‘no’ です。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。
“Quiet yes” とすると、webalizer実行時に情報メッセージが出力されなくなります。
一方、”Quiet no” とすると、それらの情報は出力されます。
設定しない場合は、デフォルトは’no’となります。つまり、情報メッセージを出力しようとします。
このオプションをいずれに設定しても、STDERRへ流れるような警告またはエラーメッセージには影響がないことに注意する必要があります。
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このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(出力する)です。
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実際には、-qコマンドラインオプションを使用しているか、または、”Quiet”キーワードのオプションを使用しているかのいずれかによって出力を抑制している場合にのみ有効で、 そうでなければ、処理時間統計は、通常、常に表示されます。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(出力しない)です。
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通常、Webalizerは、ローカルマシンのタイムゾーン(すなわり、PSTまたはEDT)でタイムスタンプが表示されます。
このキーワードは、GMT(UTC)時間のタイムスタンプの表示を指定することができます。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(ローカル時間)です。
通常は、Webalizerは、悪いロギングレコードまたはフィールド情報を見つけたことを出力します。
このオプションは、警告またはエラーを検出した実際のデータの表示を可能にするでしょう。
多くの警告やエラーが出力されはじめた場合や、原因を特定したい場合にのみ有効にすべきです。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(出力なし)です。
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履歴ファイルは、Webalizerが数ヶ月前を追跡することに利用されることに細心の注意を払って使用してください。
このオプションの効果は、Webalizerが最初に実行されていたかのように振舞うこと、そして、以前のデータは破棄されることです。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(履歴ファイルを読み込む)です。
細心の注意を払って使用してください! 既存の増分バックアップのデータファイルを無視することによって、現在の月のための全ての前処理は実施されまんせん。そしてそれらのログを再処理する必要があります。
このキーワードの値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは、’no'(既存データファイルを読み込む)です。
つまり、毎日webalyzerをcronで処理しても、累積(積算)されないので、毎回、その処理された日付のデータのみが表示されることになります。
これは、ログ情報が時系列順になることを保証するものではありません。
キャッシュ、ログレコードの書き込みをしている Netscapeやその他のwebサーバに便利な機能です。
FoldSeqErrのオプションの使用時は、ログの最後の有効なレコードと同じタイムスタンプを持っているかのように処理されるシーケンスのログレコードからなります。
デフォルトでは、ログレコードのシーケンス(順番)を無視するようになっています。
この機能の使用をお勧めすることは、まずありません。(Webalizerのはすでにあるレコードとの差の最大60分を補正します)
Apacheを実行する場合、この心配はありません。
Visit(訪問)の値は、特定のサイトによる現在および最後の要求の間の時間差を見ることによって決定(カウントアップ)されます。
時間の差が訪問のタイムアウト値より大きい場合、要求は新しいVisit(訪問)とみなされます。
値は秒数になっており、30分(1800)がデフォルトになります。
通常、’pages’として考えられるのは、HTMLとCGIスクリプトなどでしょう。
このオプションを使用すると、ページと考えるものの拡張子を指定することができます。
デフォルトでは、”htm*’ と ‘cgi’ のウェブ用ログ情報、’txt’ のftp用ログになります。
指定された接頭辞配下の文書をすべて’pages’ として処理したい場合は、その拡張子が何であるかは関係ありません。
また、PATH_INFOと一緒にCGIスクリプトを使っている場合は、便利な機能です。
http://example.com/cgi-bin/example.cgi/foo/bar/baz
のような場合、拡張子がないように見えます。この場合、環境変数 PATH_INFO に “/foo/bar/baz” が格納されて CGI に渡されるようになっています。
デフォルトは12ヶ月です。
12から120ヶ月(1 – 10年)の間で設定することができます。
* num:12-120
有効にした場合、テーブルが16か月を超えるデータを表示しようとした時、年間ヘッダーが表示されます。
値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは’yes’です。
デフォルトは12ヶ月です。
12から72ヶ月(1 – 6年)の間で設定することができます。
* num:12-72
値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは’yes’です。
指定しない場合、デフォルトでは、直接レポートに使用されて出力ディレクトリの下の’flags’ディレクトリが使用されます。
指定された場合、国旗の表示はデフォルトで有効になります。
通常は、Webalizerは、文字列”index”をスキャンして、それらを処理する前に、URLから(下記のDefaultIndex configオプションを使用して無効化しない限り)削除します。
これは実際には同じURLである /somedir/index.html が /somedir/ のようなURLに変わります。
ここの指定が多いとwebalizerの処理速度は低下します。
また、index. はデフォルトで処理されますので、ここで設定する必要はありません。
具体的な例をあげて説明すると、
IndexAlias aaa.htm
とした場合、
http://example.com/
http://example.com/aaa.htm
が同じページを表示したものと解釈するという意味です。index.htmlはデフォルトで省略時と同じと判断されます。
IndexAlias homepage.htm
ほとんどのサイトは、このオプションを使用する必要はありません。 しかし、いくつかのサイトでは、そのデフォルトのインデックスファイル名が異なる場合もあります。また、または動的コンテンツを生成するために”index.php’を使用している場合もあるでしょう。 そのようなサイトには、便利な場合があります。
このオプションは、IndexAliasオプションを使用して定義される名前のいずれかには影響しません。
値は’yes’または’no’を指定できます。デフォルトは’yes’です。
具体的な例をあげて説明すると、
DefaultIndex no
とすると、
http://example.com/
http://example.com/index.html
は、別のページとみなされます。
http://example.com/index.php
も同じ扱いになります。
つまり、index.* のイメージが同じように別ページ扱いになります。 ただし、IndexAliasで定義したものには影響しないようになっているので、自前で省略ファイル名を定義したい場合に使うと便利な機能です。
指定できる表示レベルは、表示される詳細の異なる6つのレベルがあります。
レベル5は、ブラウザ名(MSIEまたはMozilla)とメジャーバージョン番号が表示されます。
レベル4は、マイナーバージョン(シングル小数点)を追加します。
レベル3は、小数点以下2桁でマイナーバージョンが追加されます。
レベル2は、また、すべてのサブレベルの指定を(そのようなMozilla/3.01GoldまたはMSIE3.0bのような)が追加されます。
レベル1は、システムタイプを追加しようとします。
デフォルトのレベル0は、ユーザエージェントフィールドは変更しないままと細部の最大量を生成します。
の表のユーザエージェント名をどこまで細分化して統計(集計)するかという意味になります。
以下は、例です。
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検索文字列は、レコード内の参照元フィールドから取得されます。Webalizerが正しく動作するためには、検索エンジンが使用するクエリ文字列を知る必要があります。 このキーワードは、検索エンジンのドメイン名(一部でも可)と、検索文字列を解析するために、そのクエリ文字列を指定することができます。 次のように指定します。
SearchEngine 検索エンジンのドメイン名(一部でも可) クエリ文字列
検索エンジンのドメイン名は、”yahoo.com”のように検索エンジンを特定するための部分文字列になります。
クエリ文字列は、検索文字列を指定するための”search=”または”MT=”などの検索エンジンのURLに追加される一意なクエリ文字列です。 このキーワードには、コマンドラインオプションはありません。
つまり、これは、検索エンジンで検索する時の検索キーワードをどのようなパラメータ名で渡しているか?ということを指定するということです。
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一般的には、ほとんどの検索エンジンでは、大文字小文字を区別しない検索を使用しているため小文字に変換し処理されます。
必要に応じて、大文字と小文字の区別するには、このオプションを使用して強制することができます。
デフォルト値は’yes’(大文字小文字を区別しない)で、’yes’または’no’を指定できます。
積算処理は、同じ月の前回の実行からの詳細データを損失することなく部分的なログを処理できます。
それは、次の実行で復元できるように、この機能は、プログラムの”内部状態”を保存します。
詳細については、”積算処理”というタイトルの上記のセクションを参照してください。
デフォルト値は’no’(積算しない)で、’yes’または’no’を指定できます。
これを’yes’にしていないと毎回初期化が行われるようなもので、積算データは得られなくなります。
これを’yes’にして、ログローテーションをすることが良いでしょうね。
ログローテーションしてから、積算するようにすると間違いがなくなるでしょうね。
通常は、”webalizer.current”という名前のファイルが標準出力ディレクトリに保持、使用されています。
この名前は絶対パス名(つまり’/’で始まります)を与えられていない限り、デフォルトの出力ディレクトリからの相対パスです。
マルチドメインを使っている場合などは、名前を変えた方がわかりやすくなることがあります。
ただ、マルチドメインの場合は、出力先を異にするはずなのであまり問題ではないでしょう。
通常は、これらの変数が精度を向上させるためのURLから削除されますが、いくつかのサイトでは、それらが(特に高度に動的なサイトで)保持したいと思うかもしれません。
デフォルト値は’yes’(取り除く)で、’yes’または’no’を指定できます。
具体的に説明すると、
StripCGI yes
とすると、
http://example.com/aaa.html
http://example.com/aaa.html?p=test
は、同じページとみなされます。
StripCGI no
にすると別のページともなされます。
つまりは、CGIパラメータである?以降を無視するかどうかの違いです。
値が1の場合は、すべてのURLはドメインごとに要約されるようになります。
デフォルト値は、URLが元のままのゼロ(0)です。
LogTypeがsquidでない場合は、ここの値が何であれ影響ありません。
この名前は絶対パス名(つまり’/’で始まります)を与えられていない限り、デフォルトの出力ディレクトリからの相対パスです。
追加情報については、DNS.READMEファイルを参照してください。
無効(設定なし)の場合、逆引きしないので、各表のHostnameがIPアドレスでの表記となります。
ここを指定した場合、DNSキャッシュファイル名(上記 ‘DNSCache’ 参照 )を指定する必要があります。
無効にするにはゼロ(’0’)の値を使用してください。
追加情報については、DNS.READMEファイルを参照してください。
つまりは、DNSへの問い合わせを行う子プロセスをいくつまで生成しますか?ということです。
有効にした場合、未解決のIPアドレスが解決アドレスと一緒に保存されます。
これは、プログラムが実行されるたびに未解決のIPアドレスをルックアップしないようになるので、未解決のIPアドレスをたくさん持っているいくつかのサイト上では役に立つかもしれません。
デフォルト値は’no’(キャッシュしない)で、’yes’または’no’を指定できます。
デフォルト値は7(1週間)です。1から100までの任意の値にすることができます。
デフォルト値は’no’(ネイティブGeoDBを使用しない)で、’yes’または’no’を指定できます。
絶対パス(つまり’/’で始まる)を与えられていなければ、これは使用されて出力ディレクトリに対する相対パスです。
WebalizerのがGeoIPのサポート付きでコンパイルされている場合、それがデフォルトで使用されます。
デフォルト値は’yes’(GeoIPを使用する)で、’yes’または’no’を指定できます。
GeoIPを使うと、IPアドレスから位置情報を検索することができるようになります。
この名前は絶対名(つまり’/’で始まる)を与えられていない限り、デフォルトの出力ディレクトリからの相対パスです。
トップリスト設定項目
トップリスト設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
デフォルトは15です。
もしユーザエージェントの統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
ウェブサーバがログファイルにこの情報がが含まれている場合(つまり、combinedログ形式)のみ、ユーザーエージェントの表示は機能します。
つまりは、エージェントのリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
15:デフォルト
デフォルトは30です。
“Top Countries” テーブルを無効にする場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、どの国からのアクセスかのリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
30:デフォルト
デフォルトは30です。
“Top Referrers” テーブルを無効にする場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
ウェブサーバがログファイルにこの情報がが含まれている場合(つまり、combinedログ形式)のみ、リファラの表示は機能します。
つまりは、リファラーリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
30:デフォルト
デフォルトは30です。
あなたのサイトのテーブルを無効にする場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、サイトリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
30:デフォルト
デフォルトは10です。
つまりは、(KBytes順 ) サイトリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
10:デフォルト
デフォルトは30です。
もしURLの統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、URLリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
10:デフォルト
デフォルトは10です。
つまりは、(KBytes順 ) URLリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
10:デフォルト
デフォルトは10です。
もしエントリーページの統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、サイトへ入ってきたエントリページリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
10:デフォルト
デフォルトは10です。
もし離脱ページの統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、サイトから抜けたエントリページリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
10:デフォルト
HTTP Webサーバー上でユーザ認証するとき、または、wu-ftpd xferlogs処理するときにのみ、ユーザ名は使用されます。
デフォルト値は20です。
もしユーザの統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
つまりは、ログインユーザのユーザ名リストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
20:デフォルト
デフォルトは20です。
もし検索文字列の統計情報を表示したくない場合は、ゼロ(0)の値を指定します。
ウェブサーバがログファイルのリファラー情報にこの情報がが含まれている場合(つまり、combinedログ形式)のみ、検索文字列の表示は機能します。
つまりは、サイトへ入ってきた検索キーワードリストを何個まで表示するか?っていう意味です。
0:非表示
20:デフォルト
非表示設定項目
非表示設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
非常に有用ではないブラウザ、特定のユーザーエージェント(例:robots, spiders, real-audio など )である場合、これらによる膨大な数のヒット数で、”Top User Agents”のリストに載ることがあるでしょう。
以下の場合、このキーワードを設定しても意味がありません。
1) ログファイルにユーザエージェントの情報が含まれていない場合
2)ユーザーエージェントのテーブルを無効にしている場合
例)
HideAgent MSIE 6.0
とするとユーザエージェントの’MSIE 6.0’が、トップユーザエージェントリストから隠されます。 隠されるだけであることに注意してください。ページ、訪問者数などには影響しません。(通常どおりカウントされます)
通常は、あなた自身のサイトがあなた自身のページへの参照元のトップジェネレータであるとき、それを隠すためにあなた自身のウェブサーバーを指定するだけです。
(これ直訳。要は、訪問者のサイトページビュー数が非常に多い場合は、自身のサイトが、”Top Referrers”テーブルへ表示されてしまうので、そういうときに自身のサイトを指定する時に使うと良いよ・・・ぐらいの意味です。)
以下の場合、このキーワードを設定しても意味がありません。
1) ログファイルにリファラーの情報が含まれていない場合
2)リファラーのテーブルを無効にしている場合
例)
HideReferrer google
とするとリファラー情報に’google’が含まれているものについて、トップリファラーリストから隠されます。 隠されるだけであることに注意してください。ページ、訪問者数などには影響しません。(通常どおりカウントされます)
通常は、特にそれを指すそれらのブラウザ・ホームページを持っていれば、彼らが通常あなたのウェブサイトの最も高い打者であるので、単に隠される自分のウェブサーバあるいは他のローカルマシンを指定するでしょう。
(これ直訳。要は、自分のホームページがあれば、あなた自身が”Top Sites”テーブルへ表示されてしまうので、自身を隠すためにローカルマシンのIPを設定すると良いよ・・・ぐらいの意味です。)
例)
HideSite ‘116.65.107.110’
とするとトップサイトのホスト名情報に’116.65.107.110’が含まれているものについて、トップサイトリストから隠されます。 隠されるだけであることに注意してください。ページ、訪問者数などには影響しません。(通常どおりカウントされます)
DNSCacheを使っている場合は、SiteがIPアドレスとは限りません。逆引きした結果のHOST名で隠される名前は決定します。
それは、GroupDomain機能と組み合わせで特に便利ですが、他の状況に同様に役立つことができます。
この値はデフォルトの’no’で、’yes’または’no’のどちらかを指定できます。
通常、これは、グラフィックファイル、オーディオファイルまたは訪問ユーザーに転送されている他の”非HTML”ファイルなどの項目を隠すために使用されます。
例)
HideURL *.gif
これだと.gifというURLに関しては、Top URLsリストから隠されます。
隠されるだけであることに注意してください。ページ、訪問者数などには影響しません。(通常どおりカウントされます)
HideURL *.jpg
ウェブサーバでHTTPベースの認証を使用する場合のみ、ユーザ名は使用可能です。
例)
HideUser hoge1
これだとhoge1というユーザに関しては、トップユーザー名リストから隠されます。
隠されるだけであることに注意してください。ページ、訪問者数などには影響しません。(通常どおりカウントされます)
グループ設定項目
グループ設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
参照元が複数のホスト名を持っている大手検索エンジンなどをまとめて積算する場合には便利な機能です。
例)
GroupReferrer yahoo. Yahoo!
などとするとリファラーリストには、
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yahoo.co.jp
yahoo.com
からのアクセスを Yahoo! という名前で 総和でまとめることができます。
ただし、グループとして何回となるものの、それぞれの回数がなくなることではないので注意が必要です。
ディレクトリツリーの各ディレクトリ(配下)をグループ化するのに便利な機能です。
例)
GroupURL /dede/* Doda!!
とすると、URLリスト(KByte順ともに)には、
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ローカルダイヤルアップなどのトップレベルドメインや、未解決のIPアドレスをグループ化するのに便利な機能です。
例)
GroupSite *.google.com
このキーワードの便利な利用例は、GroupAgentとHideAgentのキーワードの値として”Mozilla”や”MSIE”を使用することです。
最初に”MSIE”で確かめてみてください。
例)
GroupAgent “MSIE 6” Microsoft Internet
ここでは、数値を設定します。この数値は、グループ化のレベルを表し、表示する”ドット数”と考えることができます。
指定する数値が1の場合、セカンドレベルドメイン(xxx.xxx)のみが表示されます。2の場合のドメインレベルは、(xxx.xxx.xxx)のように表示されます。
デフォルト値は0で、任意のドメインのグループ化を無効となっています。
例)
GroupDomains 1
とすると、
www.exmaple.com
test.exmaple.com
は同じ扱いになります。
サイトリスト(KByte順も同じ)にグループ表示されます。
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グループ名と組み合わせることで、これは彼らの本当のユーザ名を表示せずに特定のユーザーグループの統計情報を表示するために便利です。
例)
GroupUser hoge hoge-group
無視設定項目
非表示設定項目 (Hide系)は、全データは有効で、リスト上表示されないだけですが、
無視設定項目(Ignore系)は、全データで無視されるので本当にデータが無いような扱いになることに注意する必要があります。
無視設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
例)
IgnoreSite fukuoka.ocn.ne.jp
これで、*.fukuoka.ocn.ne.jpからのアクセスは、完全に情報から削除されます。
このキーワードの使い方の一つは、開発作業が行われている”temporary”ディレクトリへのすべてのヒットを無視するようにできますが、外部へのアクセスはできません。
例)
IgnoreURL /test*
これで、/test*へののアクセスは、完全に情報から削除されます。
例)
IgnoreReferrer file:/*
これで、file:/*からのアクセスは、完全に情報から削除されます。
例えば、’MSIE’からの全てのヒットを表示したくない場合などは便利機能です。
例)
IgnoreAgent RealPlayer
これで、ユーザエージェント名にRealPlayerが入っている場合からのアクセスは、完全に情報から削除されます。
また、サーバー上でHTTP認証を使用する場合のユーザー名にのみ使用できます。
例)
IgnoreUser hoge
これで、ユーザ名にhogeが入っている場合からのアクセスは、完全に情報から削除されます。
これはIgnore*キーワードよりも優先されます。
これはIgnore*キーワードよりも優先されます。
これはIgnore*キーワードよりも優先されます。
これはIgnore*キーワードよりも優先されます。
例)
IgnoreAgent MSIE
IncludeAgent MSIE 6.1
一旦、全体を無視するように指定して。その一部を有効にしたい場合に便利です。
また、サーバー上でHTTPベースの認証を使用する場合のユーザ名にのみ使用可能です。
これはIgnore*キーワードよりも優先されます。
ダンプ設定項目
ダンプ出力を有効にした場合、*.tab のファイル名で、tabカラムのCSVファイルが作成されます。
ダンプ設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
指定しない場合は、デフォルトの出力先(OutputDir)が使用されます。
指定された任意の名前には、絶対パス名(すなわち’/’で始まる)を指定されていない限り、通常、出力ディレクトリからの相対パスになります。
デフォルトの拡張子は”tab”ですが、このオプションで変更することができます。
デフォルトは’no'(ヘッダーレコードを出力しない)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はsite_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はurl_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はref_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
リファラ情報がログファイルに提供されている場合のみ使用可能です。(例えば combined のウェブサーバーログです)
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はagent_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
ユーザエージェント情報がログファイルに提供されている場合のみ使用可能です。(例えば combined のウェブサーバーログです)
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はuser_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
HTTP Webサーバー上でユーザ認証するとき、または、wu-ftpd xferlogs処理するときにのみで、かつ、ログファイルにユーザ情報が提供されている場合にのみ使用可能です。
デフォルトは’no'(ファイルへ出力しません)です。この値は、どちらか’yes’または’no’を指定できます。
使用されるファイル名はsearch_YYYYMM.tab(YYYY:年、MM:月)です。
検索文字列情報は、リファラー情報がログ情報に提供され、検索エンジンがみつかって処理できたことが確認できた場合のみ使用可能です。
HTML設定項目
HTML設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
拡張子を指定する場合は、ピリオド(‘.’)を含めないでください。
デフォルトは、標準のHTML 3.2 DOCTYPEレコードです。
ここで指定するものは、出力ファイルの<HTML>タグの前に挿入したい任意のHTMLコードを含めてください。
スクリプトファイルやPHP3のような他のディレクティブの挿入など、サーバーサイドのスクリプト機能のためのコードも含めてください。
デフォルトはありません。
単に文書にいくつかのMETAタグを追加したり、HTMLページにJavaScriptやPHP3のスクリプトを追加するのに便利です。
このキーワードを使用する場合、最初のHTMLHeadラインは<BODY>タグを含める必要があります。
後続の行は、必要に応じて何でもOkです。しかし、タイトルおよびウェブ・ページの他の側面に関してのこのコードの配置を覚えておいてください。
典型的な用途は、ページの色を変更し、場合によっては右上の企業ロゴを(グラフィック)追加することです。
指定しない場合、デフォルトの<BODY>タグは、ページの色、テキストの色とリンクの色を( 例) “sample.conf”ファイルを参照 )を定義するために使用されます。
通常、このキーワードは必要ありませんが、あなたがクリーンアップまたはメインレポートのセクションの前に強制終了しなければならないHTMLHeadセクションで大規模なグラフィックやその他の奇妙な書式タグを含む場合に提供されています。
これは、表のデータ<TD>..</ TD>タグの間の<TABLE>セクションに挿入され、上部と右側のテーブル内に揃えに表示されます。
通常、このキーワードは自分のホームページへ戻るためのリンクを提供したり、ページの右下に小さなグラフィックを挿入するために使用されます。
デフォルトでは、終了タグである</BODY>および</HTML>タグを挿入します。
このキーワードを指定する場合、これらの終了タグを必ず含めるようにしてください。
デフォルトは’no’です。この値は、’yes’または’no’のどちらかを指定できます。
グラフ設定項目
グラフ設定項目のパラメータ(キーワード)に関して、以降に解説します。
デフォルト ‘00805C’ (green) です。
デフォルト ‘0040FF’ (blue)です。
デフォルト ‘FF8000’ (orange) です。
デフォルト ‘FF0000’ (red) です。
デフォルト ’00E0FF’ (cyan)です。
デフォルト ‘FFFF00’ (yellow) です。
デフォルト ’00E0FF’ (cyan) です。
デフォルト ‘800080’ (purple) です。
デフォルト ’80FFC0′ (lt. green) です。
デフォルト ‘FF00FF’ (lt. purple) です。
デフォルト ‘FFC080’ (tan) です。
案外設定項目は多いんですが、実際に使うのは4,5程度だと思います。
色々と調べてみると、Webalizerもいろんな動作があるものだと、ちょっと感心したりもしましたが、設定項目は多くても情報がそれほど増えるわけではなさそうです。 ただ、その中でも検索文字列の全表示などは、案外役立つかもしれませんね。
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