ServerTokens
HTTPのヘッダ情報の
Serverにどのような情報を出力するかを指定するもので、
OSとしたとき、以下のように出力されます。
Server Apache/2.2.15 (CentOS)
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Prodとしたとき、以下のように出力されます。
ServerAdmin
サーバがクライアントに送るエラーメッセージに含める電子メールの アドレスを 指定します。
ServerName
サーバが自分自身を示すときに使うホスト名とポートを 指定します。
DocumentRoot
ウェブから見えるメインのドキュメントツリーになる ディレクトリを 指定します。
Options
ディレクトリに対して使用可能な機能を設定します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
All
MultiViews を除いた全ての機能が有効となります。 これがデフォルトです。
ExecCGI
mod_cgi による CGI スクリプトの実行を許可します。
FollowSymLinks
サーバが、このディレクトリ内でシンボリックリンクをたどれるようにします。
Includes
mod_include が提供する SSI を有効にします。
IncludesNOEXEC
SSI は有効になりますが、#exec コマンド と #exec CGI は無効になります。 ただし、#include virtual により、ScriptAlias されたディレクトリで CGI を実行することは可能です。
Indexes
もし、URL がディレクトリにマップするリクエストであって、 且つ DirectoryIndex で指定したファイル (例えば、index.html) が ディレクトリ内に無ければ、mod_autoindex が ディレクトリ内の一覧を整形して返します。
MultiViews
mod_negotiation による コンテントネゴシエーション された “MultiViews” を許可します。
SymLinksIfOwnerMatch
シンボリック先のファイルまたはディレクトリが、 シンボリックリンクの所有ユーザ ID と同じ場合にのみシンボリックリンクを たどれるようにします。
AllowOverride
.htaccess で許可されるディレクティブの種類を 指定します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
All
.htaccess という コンテキスト を持つ 全てのディレクティブが利用できます。
None
.htaccess ファイルは完全に 無視されます。
AuthConfig
認証に関するディレクティブの使用を許可する (AuthDBMGroupFile, AuthDBMUserFile, AuthGroupFile, AuthName, AuthType, AuthUserFile, Require など)。
FileInfo
ドキュメントタイプを制御するディレクティブ (DefaultType, ErrorDocument, ForceType, LanguagePriority, SetHandler, SetInputFilter, SetOutputFilter, mod_mime の Add* と Remove* ディレクティブなど)、 ドキュメントのメタデータを制御するディレクティブ (Header, RequestHeader, SetEnvIf, SetEnvIfNoCase, BrowserMatch, CookieExpires, CookieDomain, CookieStyle, CookieTracking, CookieName), mod_rewrite のディレクティブ RewriteEngine, RewriteOptions, RewriteBase, RewriteCond, RewriteRule) と mod_actions の Action ディレクティブの使用を許可する。
Indexes
ディレクトリインデックスを制御するためのディレクティブの使用を許可する (AddDescription, AddIcon, AddIconByEncoding, AddIconByType, DefaultIcon, DirectoryIndex, FancyIndexing, HeaderName, IndexIgnore, IndexOptions, ReadmeName など)。
Limit
ホストへのアクセス制御を行うためのディレクティブの使用を許可する (Allow, Deny, Order).
Options[=Option,…]
特定のディレクトリにおける機能を指定するためのディレクティブの使用を許可する (Options と XBitHack)。 Options で設定するオプション を、(空白を含めない) コンマ区切りのリストにして等号の後に続けることで 設定できます。
Order
デフォルトのアクセス可能な状態と、Allow と Deny が評価される順番を制御します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
Deny,Allow
Deny ディレクティブが Allow ディレクティブの前に評価されます。 アクセスはデフォルトで許可されます。Deny ディレクティブに合わないか、Allow ディレクティブに合うクライアントはアクセスを許可されます。
Allow,Deny
Allow ディレクティブが Deny ディレクティブの前に評価されます。 アクセスはデフォルトで拒否されます。Allow ディレクティブに合わないか、Deny ディレクティブに合うクライアントはアクセスを拒否されます。
Mutual-failure
Allow のリストに現れて、 Deny のリストに現れないホストのみがアクセスを許可されます。 この順番付けは Order Allow,Deny と同じ効果を持ち、 その設定の方が好ましいために非推奨となっています。
Deny from {All|Host}
サーバがアクセスを拒否するホストを制御します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
All
すべてのホストにアクセスを拒否し、 アクセス制限は、 Deny ディレクティブと Order ディレクティブの設定で決まります。
Host
ホスト名、IPアドレス、ネットワークを指定し、それに対してアクセスを拒否します。アクセス制限は、 Deny ディレクティブと Order ディレクティブの設定で決まります。
Allow from {All|Host}
サーバのある領域にアクセスできるホストを制御します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
All
すべてのホストにアクセスを許可し、 アクセス制限は、 Deny ディレクティブと Order ディレクティブの設定で決まります。
Host
ホスト名、IPアドレス、ネットワークを指定し、それに対してアクセスを許可します。アクセス制限は、 Deny ディレクティブと Order ディレクティブの設定で決まります。
DirectoryIndex
クライアントがディレクトリをリクエストしたときに調べる リソースのリストを指定します。
ここでは、phpファイルも動作させたいので、index.phpを含めるようにします。
ServerSignature
サーバー情報を署名するかどうかを指定します。
例えば、404のデフォルトエラーページには、以下のようにサーバー情報が出力されます。
ServerSignature Off とすると、下部のサーバー情報は一切出力されなくなります。
AddLanguage
ファイル名を指定された言語にマップを指定します。
ここでは、日本語を追加したので、AddLanguage ja .jaがなければ追記します。
AddLanguage
ファイル名を指定された言語にマップを指定します。
ここでは、日本語を追加したので、AddLanguage ja .jaがなければ追記します。
LanguagePriority
クライアントが優先度を示さなかったときの言語の variant の優先度を 指定します。
ここでは、日本語の優先順位を上げたいので、先頭にjaを移動します。
AddDefaultCharset
レスポンスのコンテントタイプが text/plain あるいは text/html の場合に追加するデフォルトの charset パラメータを 指定します。
ここでは、UTF-8デフォルトのままとしておきます。
AddType
ファイル名の拡張子を指定されたコンテントタイプにマップを指定します。
ここでは、phpを追加したので、AddType application/x-httpd-php .phpがなければ追記します。
AddHandler
ファイル名の拡張子を指定されたハンドラにマップします。
ここでは、perlを追加したので、AddHandler cgi-script .cgi .plがなければ追記します。
ErrorLog
サーバがエラーをログ収集する場所を指定します。
LogLevel
ErrorLog の冗長性を制御します。
指定可能なキーワードは、以下のとおりです。
emerg
緊急 – システムが利用できない
alert
直ちに対処が必要
crit
致命的な状態
error
エラー
warn
警告
notice
普通だが、重要な情報
info
追加情報 “
debug
デバッグメッセージ
CustomLog
ログファイルの名前と書式を設定します。
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