「php + apache のメモリ量をおさえる(2) workerを使ってみる」の続きです。
先の記事でスレッド化(worker)にてapacheを起動できるようにしました。今回は、そのチューニングです。
workerのチューニングは、preforkのチューニングと、大差はありませんが、若干、異なっているので、そのあたりを中心に解説できればと思います。
では、早速、チューニングの設定を行ってみましょう。
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「php + apache のメモリ量をおさえる(2) workerを使ってみる」の続きです。
先の記事でスレッド化(worker)にてapacheを起動できるようにしました。今回は、そのチューニングです。
workerのチューニングは、preforkのチューニングと、大差はありませんが、若干、異なっているので、そのあたりを中心に解説できればと思います。
では、早速、チューニングの設定を行ってみましょう。
2010年12月13日 初版
CentOSのapacheでは、デフォルト(標準で)でプロセス制御(prefork)とスレッド制御(worker)のそれぞれの設定がしてあります。
プロセス制御(prefork)は、以下のとおりです。
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スレッド制御(worker)は、以下のとおりです。
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以下は、このサイトの設定です。といっても、常に、更新をかけているので、2010.12.10現在の設定です。
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ほとんど、いじってませんけど、MaxRequestsPerChildを2000という有限値を設定して、プロセスの生成・消滅をサイクル化しています。
このサイトの場合、phpを使っていますから、どうしても1プロセスのメモリ量が、使っている時間が長くなると肥大化してしまいます。
それをある程度の処理数で、サイクル化してあげることで、メモリ量をある程度おさせることができるようになります。
実際に、上記の設定を行った場合、おおよそ 500MB から 800MB 程度のメモリ使用量に抑えることができています。この設定では、間違っても、1Gを超えるようなメモリ量にはならないようです。
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