
ここまでに、Squid のリバースプロキス、キャッシュについて、記事を書いてきました。
今回は、これらのことを踏まえて、Squid + Apache上で WordPressを動かす時の注意点をまとめてみました。
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				2013年4月24日 初版 
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ここまでに、Squid のリバースプロキス、キャッシュについて、記事を書いてきました。
今回は、これらのことを踏まえて、Squid + Apache上で WordPressを動かす時の注意点をまとめてみました。
2013年4月24日 初版
Squid + Apache でWordpressを動かす時の注意点は、案外、多いので、以下に列挙してみました。
Expires 情報がないページは、Apacheのキャッシュ同様、Squidでもキャッシュされません。
phpで動的に作成されるページには、自動的に、 そのHTTP ヘッダ情報として Expires が出力されません。
そのため、特に何も設定しない場合には、キャッシュされません。
そこで、対処として以下のように ExpiresActive, ExpiresByType ディレクティブを設定すると良いです。
以下は、Apacheの設定ファイル /etc/httpd/conf/httpd.confの設定例です。
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VirtualHost 内で設定していますが、この設定は、どこでもOKです。また、.htaccessでの設定でもOKです。|  | 
Wordpressの場合、キャッシュしてはいけないディレクトリがあります。
そこで、対処として以下のように cache deny でキャッシュ無効を設定すると良いです。
以下は、Squidの設定ファイル /etc/squid/squid.confの設定例です。
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Wordpressにログイン中に記事の確認を行いたいときは、キャッシュしてほしくないのですが、
Squidのでは、何も設定がない場合、ログイン中の有無は関係なくキャッシュされます。
そこで、Wordpressのログイン中を判断して、キャッシュをさせないように、先のcache deny でキャッシュ無効を設定すると良いです。
以下は、Squidの設定ファイル /etc/squid/squid.confの設定例です。
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acl no_cache req_header Cookie …  : クッキーを参照して、ログイン中ならキャッシュ無効にします。
これは、Wordpressにログイン中は、クッキー情報に“wordpress_logged_in_” の文字列が含まれることを利用しています。
先の文字列が、大文字小文字関係なく(-i)クッキーに含まれている場合は、no_cache としています。
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