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Webalizerの日本語化(UTF8化)する

2010年7月17日 2014年1月14日
webalizer

httpd(apache)のログローテーションが行えたら、今度は、そのログ情報から、見やすいように情報を取り出してくれるWebalizerをインストールしましょう。

ただ、通常のyumでインストールされたものは、文字コードがEUCで行われるので、最近のサイトは、UTF8も文字コードを使うことが多くなっていますから、文字化けしやすくなっています。
perlを使った対処法などは、他のサイトに任せて、ここでは、UTF8に対応したWebalizerをコンパイルしてみましょう。

コンパイルの前準備

  1. yum-utilsをインストールする。
    $ yum -y install yum-utils

  2. rpm-buildをインストールする。
    $ yum -y install rpm-build

  3. ダウンロード先を設定する。

    ソースコードをダウンロードしたいので、ここで理研を設定しておきます。

    $ vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
    ...
    
    [Update-SRPM]
    name=CentOS5 - Update SRPMS
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.4/updates/SRPMS/
    
    [extras-SRPM]
    name=CentOS5 - extras SRPMS
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.4/extras/SRPMS/
    
    [os-SRPM]
    name=CentOS5 - os SRPMS
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.4/os/SRPMS/
    2011-11追記:
    理研のサイトでは、現在(2011.11.15)では、CentOSバージョン5に対するSRPMは、5.6のみ提供されています。

    つまり、

    Update
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.6/updates/SRPMS/
    extras
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.6/extras/SRPMS/
    os
    baseurl=http://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.6/os/SRPMS/

    となります。

    実際にSRPMのサイト編集を行う際は、最新情報を確認の上、編集しましょう。

  4. Webalizerのソースコード一式の取得する。

    実際にyumdownloaderでソースコード一式をダウンロードしてみましょう。

    $ yumdownloader --source webalizer
    ...
    
    webalizer-2.01_10-30.1.src.rpm                                     | 282 kB     00:00

    最後に表示されるのかのが、webalizerのビルド環境パッケージ名です。ここでは、webalizer-2.01_10-30.1.src.rpmです。メモっときましょ。


コンパイルの前準備

上記までの準備ができたら、実際に、UTF8を有効にして、ビルド(コンパイル)してみましょう。

  1. webalizerのビルド環境パッケージをインストールする。
    $ rpm -ivh webalizer-2.01_10-30.1.src.rpm
    エラー: %sourcedir を /usr/src/redhat/SOURCES に作成できません
    と怒られるかもしれません。落ち着いていきましょ。
    このエラーは、単純に/usr/src/redhat/SOURCESのディレクトリにファイルを展開できなかったということですから、 ほとんどの場合、/usr/src/redhat/SOURCESのディレクトリが存在しないためのエラーでしょう。
    もし、そのとおりにないようなら、ディレクトリを作成してあげるとうまくいきます。

    あるいは、書き込み権限がないことも考えられます。ユーザをsuper user(root)に切り替えて、やってみましょう。

    $ mkdir /usr/src/redhat
    $ mkdir /usr/src/redhat/SOURCES
    $ rpm -ivh webalizer-2.01_10-30.1.src.rpm
       1:webalizer              警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: ユーザ mockbuild は存在しません - root を使用します
    警告: グループ mockbuild は存在しません - root を使用します
    ########################################### [100%]
    とユーザ、グループ名がパッケージに含まれている名前がないと、上記の警告がでます。
    ここは、あまり気にしなくてOKです。

  2. webalizer.specファイルが出来ていることを確認する。
    $ cd /usr/src/redhat/SPECS/
    $ ll
    合計 12K
    -rw-rw-r-- 1 root root 9.7K 12月 21 22:00 webalizer.spec

  3. webalizer.specファイルを編集する。
    $ vi /usr/src/redhat/SPECS/webalizer.spec
    ...
    
    %patch15 -p1 -b .agent-default
    
    # ↓追加!!   UTF8への対応を追加します。
    iconv -f euc-jp -t utf-8 lang/webalizer_lang.japanese > lang/webalizer_lang.japanese.utf8
    mv -f lang/webalizer_lang.japanese.utf8 lang/webalizer_lang.japanese
    # ↑追加!!
    
    %build
    CPPFLAGS="-I%{_includedir}/db4" ; export CPPFLAGS
    CFLAGS="$RPM_OPT_FLAGS $CPPFLAGS -D_LARGEFILE64_SOURCE" ; export CFLAGS
    
    # ↓変更!!   日本語に対応するようにします。
    #   オリジナルをコメントアウト  %configure --enable-dns --with-dblib=/lib
    %configure --enable-dns --with-dblib=/lib --with-language=japanese
    # ↑変更!!
    
    make
    ...

    # ↓追加!! UTF8への対応を追加します。
    iconv ….
    mv -f ….
    # ↑追加!!

    を追加します。



    # ↓変更!! 日本語に対応するようにします。
    %configure ….
    # ↑変更!!

    の部分を変更します。



    編集を終えたら保存し、viを終了します。


  4. ビルド(コンパイル)する。
    $ cd /usr/src/redhat/SPECS/
    $ rpmbuild -ba webalizer.spec
    ここで、依存しているパッケージが存在しない場合、以下のようなエラーが表記されます。 その場合は、落ち付いて、エラー出力されたパッケージを一つ一つインストールして、再度、ビルドすると良いです。
    エラー: ビルド依存性の失敗:
            gd-devel は webalizer-2.01_10-30.1.x86_64 に必要とされています
            libpng-devel は webalizer-2.01_10-30.1.x86_64 に必要とされています
    上記の場合であれば、
    $ yum -y install gd-devel libpng-devel
    として、このあと、再度、rpmbuildを実行してみてください。

  5. インストールする。

    ちゃんとrpmファイルが作成できているか確認します。

    $ ls -l /usr/src/redhat/RPMS/i386/webalizer*
    -rw-r--r-- 1 root root 120780  6月 19 10:53 /usr/src/redhat/RPMS/i386/webalizer-2.01_10-30.1.x86_64.rpm

    64ビット版は、以下のように指定します。

    $ ls -l /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/webalizer*
    -rw-r--r-- 1 root root 120780  6月 19 10:53 /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/webalizer-2.01_10-30.1.x86_64.rpm

    既にインストールされているwebalizerがないか確認します。

    $ rpm -qa | grep webalizer
    webalizer-2.01_10-30.1

    ここで、上記のように出力されたら、webalizerがインストールされていますから、まず、先に古いwebalizerを削除します。

    $ rpm -e webalizer

    最後にインストールします。
    先に確認したrpmファイルを指定します。

    $ rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/webalizer-2.01_10-30.1.x86_64.rpm

Webalizerでログを解析

作成したWebalizerで実際のhttpd(apache)ログファイルを解析してみましょう。

  1. Webalizerでロギング情報を解析するためのパラメータファイルを作成します。

    オリジナルの/etc/webalizer.conf をコピーして編集します。

    $ cp /etc/webalizer.conf  /etc/webalizer_hoge.conf
    $ vi /etc/webalizer_hoge.conf
    ...
    
    #LogFile        /var/log/httpd-access_log
    LogFile        /var/log/httpd/hoge_user-access.log
    ...
    #HostName       localhost
    HostName       hoge.com
    ...
    #HTMLHead <META NAME="author" CONTENT="The Webalizer">
    HTMLHead <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=UTF-8">
    ...

    上記設定は、必要最小限です。他にたくさんのパラメータがありますので、カスタマイズを行ってください。
    ここで指定しているログファイルは、httpd(apache)の初期設定ファイル(/etc/httpd/conf/httpd.conf)に指定したものです。

    デフォルトでは、/var/www/usage へ出力されます。

    編集を終えたら、保存します。


  2. Webalizerでロギング情報を解析します。

    実際にWebalizerを起動してみましょう。

    $ webalizer -c /etc/webalizer_hoge.conf
    
    Webalizer V2.01-10 (Linux 2.6.18-194.3.1.el5) Japanese
    ...
    Generating report for June 2010
    Generating summary report
    Saving history information...
    15338 records (12651 ignored) in 11.50 seconds, 1333/sec

    レコード情報があれば、上記ように出力された由のメッセージが表示されます。

    デフォルトでは、/var/www/usage へ出力されますから、そこへWEBブラウザからアクセスしてみてください。

    Webalizerブラウザからのアクセスイメージ

    こんな画面が表示されてばOKです。


  3. Webalizerを毎日起動するようにします。

    上記の確認ができたら、Webalizerをログローテーションの直前に実施するようにします。


    $ vi /etc/crontab
    ...
    
    ## webalizer
    0  4  * * * root /usr/bin/webalizer -c /etc/webalizer_hoge.conf

    上記のように追記します。
    これで、毎日4時に実行されます。
    ログローテーションは、毎日に設定していれば、デフォルトで4時2分に実行されますから、ちょうど良いですかね。


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参考記事:アクセスログの活用
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