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Debian(Ubuntu) で PHP をインストールしてもデフォルトでSQLiteは動作しない

2012年5月7日 2015年5月15日
php sqlite ubuntu debian

Debian(Ubuntu) でもRedHat系と同じようにバイナリパッケージをインストールできます。 そこで、PHPのバイナリパッケージをインストールしてもRedHat系と同じような環境とは限らないということに注意する必要があります。 あくまで、そのディストリビューションにあったバイナリパッケージを提供しているに過ぎませんから、 ディストリビューションが異なれば、当然、バイナリパッケージも異なるわけで、動作環境も同じとは限りません。

今回、紹介するSQLiteにおいては、PHP経由でデータベースを操作することがあります。 RedHat系では、PHPをインストールすれば、もれなく動作してくれたはず?なんですが、Debian系では、もれなく動作してくれません。

そこで今回は、Debian系で、SQLiteをPHP経由で操作する手順を簡単に解説してみます。

PHP経由でSQLiteを操作する

Debian (Ubuntu 12) で Dotdeb から最新のPHP , MySQL をインストールする では、最新のPHPをインストールしました。また、最新でなくても同様に apt-get で簡単にPHPをインストールすることはできます。

以下は、主だったところのPHPおよびPHP関連パッケージのインストールです。
$ apt-get -y install php5-cli php5-mysql php5-common php5 php5-cgi php5-fpm php5-gd
( Debian (Ubuntu 12) で Dotdeb から最新のPHP , MySQL をインストールする 参照 )

RedHat系でも同様に、以下のようにPHPおよびPHP関連モジュールのインストールできます。
$ yum -y install php53u-cli php53u-pdo php53u-mysql php53u-common php53u php53u-cgi php53u-fpm php53u-gd 
( Nginx でPHPを動かす(php-fpmをインストールする) [PHP5.3以降の場合] 参照 )

RedHat系では、これでSQLiteを操作することができるようになります。

以降に、PHPのSQLiteパッケージのインストールから、簡単な操作までを解説してみます。

PHPのSQLiteパッケージのインストールする

Debian系では、SQLiteを使う場合、明示的にPHPのSQLiteをインストールしないと動作しません。
つまり、以下のPHPのSQLite関連パッケージをインストールしなければSQLiteの操作ができません。

$ apt-get -y install php5-sqlite

これだけです。

また、Debian系は、SQLiteのコマンドもインストールされていない可能性もあります。

$ dpkg -l sqlite3
sqlite3 に一致するパッケージが見つかりません。

上記のようにインストールされていない場合は、以下のようにインストールできます。

$ apt-get -y install sqlite3
sqlite,sqlite3 の違いは、バージョンの違いで、
sqliteは、バージョン2までのSQLiteのデータベースを
sqlite3 は、バージョン3以降のSQLiteのデータベースを
操作することができます。
ここでは、sqlite3 を扱います。

PHP経由でSQLiteを操作する

PHP経由でSQLiteを操作するための環境は整ったはずですので、実際に操作してみましょう。

  1. SQLite3 のデータベースを作成する

    動作確認のためのSQLite3 のデータベースを作成します。
    まず、以下のようなSQLファイル( ここでは、test_sqlite.sql として) を作成し、テスト用のテーブルを作成してみます。

    DROP TABLE IF EXISTS `hoge_test`;
    CREATE TABLE `hoge_test` (
      `id` int(10) NOT NULL,
      `name` text,
      PRIMARY KEY (`id`)
    );
    
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (0,'test0');
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (1,'test1');
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (2,'test2');
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (3,'test3');
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (4,'test4');
    INSERT INTO `hoge_test` VALUES (5,'test5');

    ファイルを作成したら、先にインストールしたSQLite3 コマンドで テスト用のテーブルを作成します。

    $ sqlite3 hogedb < test_sqlite.sql

    これで、特にエラーが発生しなかったらOKです。


  2. PHPでテスト用のテーブルを読み込でみる

    以下のようなphpファイル( ここでは、test_sqlite.php として) を作成し、先に作成したテスト用のテーブル( hoge_test ) をPHP経由で読み込んでみます。

    <?php
    $dbname = 'hogedb';		//	データベースファイル名
    
    $db = new SQLite3($dbname);
    $result = $db->query('SELECT id, name from hoge_test');
    
    $row_count =1;
    while ($row = $result->fetchArray()) {
    	echo "-- $row_count 行目 --\n";
    	print_r($row['id']);
    	echo "\t";
    	print_r($row['name']);
    	echo "\n";
    	$row_count++;
    }
    $db->close();
    ?>

    phpファイルを作成したら、実行してみましょう。

    $ php test_sqlite.php
    -- 1 行目 --
    0       test0
    -- 2 行目 --
    1       test1
    -- 3 行目 --
    2       test2
    -- 4 行目 --
    3       test3
    -- 5 行目 --
    4       test4
    -- 6 行目 --
    5       test5
    参考までに、PDOを使ったMySQLへのアクセスは、以下のような感じになります。
    これを実行しても同様の結果を得るはずです。
    <?php
    
    $dbname = 'hogedb';		//	データベースファイル名
    
    try {
    	$pdo = new PDO( "sqlite:$dbname" );
    
    	echo "接続に成功しました\n";
    
    	$stmt = $pdo->query('SELECT id, name from hoge_test');
    	
    	echo "テーブル出力を開始します\n";
    	$row_count =1;
    	while($row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)){
    		echo "-- $row_count 行目 --\n";
    		print_r($row['id']);
    		echo "\t";
    		print_r($row['name']);
    		echo "\n";
    		$row_count++;
    	}
    } catch (PDOException $e){
    	echo "失敗しました\n";
    	var_dump($e->getMessage());
    }
    
    $pdo = null;
    
    ?>

どうでしょう、うまく、出力できましたでしょうか。
SQLiteは、データベースを1つのファイルとして扱うことができて、小さなデータベースを扱う分には、非常に重宝します。

扱ったことがない方は、一度、お試しあれ。

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