レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント
レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント - レンタルサーバー・自宅サーバーの設定・構築情報を公開しています。

C6 S6

VMware のCentOS, Scientifixc Linux のClone(コピー)でeth0 が使えなくなる件

2013年6月5日 2014年1月9日
vmware eth0

VMWareで構築した CentOS 6, Scientifixc Linux 6 のファイルをコピーしてClone(複製)を作成することがあります。 これは、いろんなパターンで確認する際に、スナップショット的な意味合いでファイルを別にすることがあります。

その際、決まって問題になるのが、このeth0が使えなくなる現象です。
VMWareのファイルをコピーしたClone(複製)を立ち上げた際、以下のエラーが発生します。

Bringing up loopback interface:                            [  OK  ]
Bringing up interface eth0:  Device eth0 does not seem to be present, delaying initialization.
                                                           [FAILED]

また、OS起動後、ifconfigで確認すると、lo しか見えません。さらにネットワークを確認すると、eth0 は見えませんが、eth1 が見えています。

$ ifconfig
lo        Link encap:Local Loopback
          inet addr:127.0.0.1  Mask:255.0.0.0
          inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
          UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:0
          RX bytes:0 (0.0 b)  TX bytes:0 (0.0 b)

$ ls /sys/class/net
eth1  lo

今回は、この対処について簡単に解説してみます。

VMware のCentOS Scientifixc Linux のClone(コピー)でeth0 が使えなくなる件

原因

原因は、VMware が、新しいディスク環境になった時に 新たにMACアドレスを生成することにあります。
CentOS 6, Scientifixc Linux 6では、MACアドレスを udev のスクリプトに保存していて そこでの不整合(unmatch)が発生し、eth0 がエラーとなってしまうのが原因です。


対処

先の原因では、VMware の自動生成したMACアドレスが原因ですから、以下の2つの対処が考えられます。

VMware の自動生成したMACアドレスに CentOS 6, Scientifixc Linux 6 を合わせる

  1. udev のネットワークのルール設定ファイルを編集する

    /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    11
    
    # This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
    # program, run by the persistent-net-generator.rules rules file.
    #
    # You can modify it, as long as you keep each rule on a single
    # line, and change only the value of the NAME= key.
    
    # PCI device 0x1022:0x2000 (pcnet32) (custom name provided by external tool)
    # SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:50:56:2a:d2:10", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
    
    # PCI device 0x1022:0x2000 (pcnet32)
    SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:50:56:3e:19:99", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth1eth0"

    8 行目 : 以前のMACアドレスになります。これを一旦削除します。
    11 行目 : 新しく自動生成したMACアドレスになります。udevでは、新しく検出したMACアドレスを eth0 とダブらない eth1 としています。これを eth1 → eth0 とします。


  2. eth0 のネットワークのスクリプト設定ファイルを編集する

    /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    
    DEVICE="eth0"
    NM_CONTROLLED="yes"
    ONBOOT=yes
    # HWADDR=00:50:56:2A:D2:10
    HWADDR=00:50:56:3E:19:99
    TYPE=Ethernet
    ...

    4 行目 : 以前のMACアドレスになります。これを一旦削除します。
    5 行目 : 新しく自動生成したMACアドレスを設定します。先の 70-persistent-net.rules ファイルに設定してあった新しいMACアドレスになります。


  3. システムを再起動する
    $ reboot
    ...

    再起動後、ネットワークを確認してみます。以下のように eth0 が出力され、MACアドレスが正しいことを確認しておきましょう。

    $ ifconfig
    eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:50:56:3E:19:99
              ...

VMware を固定MACアドレスにする

  1. VMwareで扱えるMACアドレスを生成する

    以下は、VMware Player 5.01 の例です。

    1. VMware Player のメニューから [管理][仮想マシン設定] をクリック
      VMware設定
    2. [仮想マシン設定] 画面から [ハードウェア]タブを選択し、[ネットワーク]を選択、[詳細]ボタンをクリック
      VMware設定
    3. [詳細] 画面から MACアドレス欄 [生成]ボタンをクリック
      VMware設定

      ここで表示されるMACアドレスが VMware Player が自動生成するMACアドレスであり、 VMware Player で扱えるMACアドレスでもあります。
      このMACアドレスをメモしておきます。

      [生成]ボタンを押すたびにMACアドレスは変化しますから、もし、複数のVMware を起動する場合は、MACアドレスが他のVMware が使用するものとダブらないように気を付けます。 いつも1つしか起動しないような場合は、あまり気にすることはありません。最初に表示されたMACアドレスを素直にメモしておきましょう。
  2. udev のネットワークのルール設定ファイルを編集する

    /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    11
    
    # This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
    # program, run by the persistent-net-generator.rules rules file.
    #
    # You can modify it, as long as you keep each rule on a single
    # line, and change only the value of the NAME= key.
    
    # PCI device 0x1022:0x2000 (pcnet32) (custom name provided by external tool)
    SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:50:56:2a:d2:10", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
    
    # PCI device 0x1022:0x2000 (pcnet32)
    # SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:50:56:3e:19:99", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth1"

    8 行目 : 以前のMACアドレスが設定されているはずなので、先に新しく生成したMACアドレスをここに設定します。
    10 -11 行目 : 新しく自動生成したMACアドレスになります。udevでは、新しく検出したMACアドレスを eth0 とダブらない eth1 としています。これは、不要なので、2行ともに削除します。


  3. eth0 のネットワークのスクリプト設定ファイルを編集する

    /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    
    DEVICE="eth0"
    NM_CONTROLLED="yes"
    ONBOOT=yes
    # HWADDR=00:50:56:22:EE:92
    HWADDR=00:50:56:2A:D2:10
    TYPE=Ethernet
    ...

    4 行目 : 以前のMACアドレスになります。これを一旦削除します。
    5 行目 : 先に新しく生成したMACアドレスを設定します。


  4. システム電源断する
    $ shutdown -h now
    ...
  5. VMware Playerの設定ファイルを編集する

    VMware Playerの設定ファイルは、ゲストOS起動時に選択する vmx ファイルです。
    拡張子 vmx ファイル は、テキストファイルなので、メモ帳などで編集することができます。

    ...
    # --- eth0 のMACアドレスを自動生成としているところを固定へ変更します。
    # --- 削除  ethernet0.addressType = "generated"
    ethernet0.addressType = "static"
    
    # --- 先に生成したMACアドレスを設定します。
    ethernet0.Address = "00:50:56:2A:D2:10"
    
    # --- 以前に自動生成された情報は削除します。
    # --- 削除  ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
    ...
    # --- 削除  ethernet0.generatedAddress = "00:50:56:22:EE:92"
    ...
  6. システムを起動する

    先の編集したVMware Playerの設定ファイルから、ゲストOSを起動します。
    OSが立ち上がったら、ネットワークを確認してみます。以下のように eth0 が出力され、MACアドレスが正しいことを確認しておきましょう。

    $ ifconfig
    eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:50:56:2A:D2:10
              ...


Googleで検索するとほとんどが、前者のやり方が記事でありました。
んーーーっ、確かにできますけど、個人的には、先に書いたようにスナップショット的にVMwareのファイルをコピーしてクローンを作成することが多いです。
そうすると、前者のやり方では、毎回、OSの設定を変更しないといけなくて、面倒です。

後者では、確かに複数のゲストOSを立ち上げると問題が発生することがあります。
ただ、個人的にはスナップショット的な履歴管理をしたいところなので、同時に同じゲストOSを立ち上げることがまずないことから、後者でやっています。
後者で処置しておくと、以降のコピーしたクローンでは、クローン元とクローンと同時に起動しない限り、問題になることはありません。

困っておられる方も多いかもしれませんので、備忘録をかねて記事にしておきます。
ご利用のブラウザは、広告ブロック(AdBlockなど) が適用となっていませんか?
このサイトでは、コンテンツの一部が非表示、あるいは、コメント、お問い合わせの投稿ができない検索ができないことがあります。


関連記事 :

仮想マシンを使って Android x86 を インストール、kindleで電子Bookを読むまで

Android x86とは、 いわゆる Android のPC版OSです。 Android は、Googleによって開発されたスマートフォン ...

VMWareにてインストールした CentOS/Scientific Linux に vmware-tools をインストールする

今回は、VMWareにてインストールした CentOS/Scientific Linux に VMware Tools をインストールしてみます ...

VMWareでハードディスク増設

VMWareでいろんなアプリをインストールすると、ディスク不足に陥ることが良くあります。 そんな時は、仮想ディスクの増設を行う必要があります。 ...

VMWareにてインストールした Debian(Ubuntu) に vmware-tools をインストールする

今回は、VMWareにてインストールした Debian / Ubuntu に VMware Tools をインストールしてみます。 VMWa ...

CentOS 7 で ネットワーク(IPアドレス、ホスト名、ドメイン名など)の設定を行う

CentOS6 編は、 CentOS(Scientific Linux)で ネットワーク(IPアドレス、ホスト名、ドメイン名など)の設定を行う ...



コメントを投稿 :

お名前 *

メールアドレス *
( メールアドレスが公開されることはありません。)

サイトアドレス

コメント *

* 印の項目は、入力が必要な項目です。




最近投稿の記事

[ 画像提供元 : Amazon ] 先日、1TBのディスクの入れ替え時にバックアップをとろうとディスクコピーを行いました。 その際 ...

Windows で Linux ファイルシステム Ext4 のディスクをマウントするには? Ext3Fsd が、おそらく、最も簡単なツール ...

今回は、Windows で Compass を使ってみました。 Compass とは、 Sass(サス、Syntactica ...

今回は、Anti Adblock を使ってみました。 Anti Adblock とは、 そもそも Adblock という ウェブ ...

デスクトップ環境でない サーバーで、Webページのキャプチャー画像をコマンドで撮る には、wkhtmltoimage, CutyCapt ...


さくらのVPS 全プラン リニューアルです。(石狩(北海道)も選択可)


root権限ありで ¥685 / 月 ~ と非常にリーズナブルな CPU 1(core)の 512 プランから、 最高 CPU 10(core), メモリ 32(GB), SSD容量 800(GB) までとプランが充実。
ディスクは、SSDとHDDの選択が可能になった他、データセンターは人気の東京、石狩(北海道)となりました。

また、どのプランでも好きなOSが選べます
( CentOS, Fedora, Scientific Linux, FreeBSD, Ubutu, Debian )

管理人もおすすめのVPSです。
試用期間がありますから、一度、お試しを!!

詳しくは、http://vps.sakura.ad.jp/さくらのVPSのサイトへ へどうぞ!!

カテゴリ


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。


Serverman@VPS 完全1ヶ月無料 キャンペーン実施中です。
最近、スワップにも対応した Serverman@VPS は、かなりリーズナブルかもです。

  • メモリ1GB~2GBのEntryプラン :月額:490円
  • メモリ2MB~4GBのStandardプラン :月額:980円
  • メモリ4GB~8GBのProプラン :月額:1,980円

新規申し込みで1ヶ月間完全無料となるキャンペーンを実施中です。
Serverman@VPSの特徴は、安さとIPv6対応です。また、初期設定費0円もポイントです。

IPv6でちょっと遊んでみたい方には、おすすめかもしれませんね。最低利用期間もありませんから、気に入らないときは即解約もできます。

Serverman@VPSの詳細については、 http://dream.jp/vps/ Serverman@VPSのサイトへへどうぞ。



KVM採用 ConoHa VPSは、時間単位で借りれる便利なVPSです。


ConoHa VPS は、初期設定費0円最低利用期間無し時間単位で清算可能、 さらに、Web APIを使って自動化を図ることもできる便利なVPSです。

海外サーバー設置も可能で、ローカル接続にも対応と、かなり、機能豊富なサーバーです。

新規ユーザ登録で、クーポンもらえますから、まずは、お試しですね。

ConoHa VPSの詳細については、
http://www.conoha.jp/ へどうぞ。

KVM採用 お名前.com VPS(KVM) 2G プラン 初期設定費無料 キャンペーン 実施です。


メモリ2GBプラン CPU:3core、Disk:200GB
月額:1,153円から (初期設定:1,680円0円)

さくらのVPSがリニューアルされてもなんのその。
1GBメモリ / 2Core を ¥834 – の格安価格で提供中です!
間違いなくスペックからすると割安感ありです。
年間割引時の途中解約で返金がないのは、 ちょっと残念ですが、それでもこの割安感は魅力です。

まずは、お試しですね。

お名前.com VPS(KVM)の詳細については、
http://www.onamae-server.com/vps/ へどうぞ。(お試し期間が15日あります。)



  • ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークへ追加するはてな登録数
ページトップへ
Time : 0.6258 [s]